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急に叫び出した元太に喝を入れて、
元太が手に持っていたバケハを
奪ってかぶせる。
「うん、似合ってるよ」
元「ぐー…ありがと、めっちゃ嬉しいよ」
そう言ってわたしの手を取って、自分の頬に
当てる元太の表情が急に大人びて見えて、
腕を引っ込めようとしたけどそれは叶わず。
元「だーめ。ねえ、俺だけのプレゼントほしい」
腕を引かれ、抱き寄せられる。
「ちょ、げん」
元「はあー好き。うわ、落ち着くなーこれ」
ぎゅっと強く抱きしめられ、耳元で
言われてどうしようもなくなる。
元「今だけ、今だけだから…」
「げん、た」
元「好き。すき、すき、だいすき。
まじ、毎日ガマンしてる。めっちゃハグしたいし、
もっとアピールしたい。おれのになってほしい。
でも言えないから、苦しい。でもAが
笑ってんなら、マネとして俺の、俺らの側に
いてくれんなら、苦しくてもいいなって思う」
切なげに紡がれる言葉たち。
わたしはそれに、答えることは、
応えることはできない。
それを元太もわかってるから、
絶え間なく、言葉を続けていく。
元「みんなAが大好きだよ。
俺のほーが大好きだけどね」
ちゅ、と耳にキスされ、
慌てて元太を押しのける。
「ッ、やりすぎ！」
元「えーいいじゃ〜ん、俺誕生日よ？」
「誕生日だから何でもやって
いいわけじゃない！」
元「あっれ、顔赤いけど！」
「うっさい！！」
その後、まつくさんとIMPACTorsの影山くんも
呼んで、４人でもんじゃに行きました。
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作者名：エキゾチック幸助 | 作成日時：2022年1月14日 22時
