#２−７ Uchiawase ページ22
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「では今日は津田さんが有給なので、
宮近さんの打合せはわたしが着きます」
サポ「他メンがダンスレッスンだけだから
俺は事務室の方いってるね」
東郷「では自分と高橋でレッスンみてます」
�盒供屮譽奪好鵑慮紊倭�迎俺が行きます！」
メンバーさんが集合する前に
マネージャーでの打ち合わせを行う。
今日はダンスレッスンだけの日だけど、
ちゃかさんは７月期のドラマ打合せがある。
川「おはようございま〜す」
ちょうど打合せが終わって、のんびり
みんなでお話をしていたら、ドアが
開いてのえるくんが入ってきた。
見ると、その後ろにみんなが続いてた。
サポ「なんだお前らほんと仲いいな」
元「まあね〜」
それぞれ慣れた様子で上着を脱いだり、
荷物を降ろしてストレッチを始めている。
「じゃあちゃかさん向かいましょう」
宮「は〜い」
中「あ、ドラマか、がんば〜」
うみくんの気の抜けるような声に笑って、
ちゃかさんがドアに向かう。
「では、あとよろしくお願いします」
他のマネージャーさんたちに頭を下げ、
わたしも部屋を出た。
.
宮「医療ものか〜、
やったことないから緊張するな」
打合せを終えたちゃかさんが、
後部座席で伸びをしたとき、
彼のスマホが鳴った。
宮「あ、もしもし？………は、
なに、ちょっと落ち着けって」
誰だろう？と思いつつも、静かに
なるべく揺らさないように車を走らせる。
宮「え、もう着くけど…え、なんで？
…………あーーー……了解、とりあえず
後で話聞くわ。ん、連絡する」
電話を切ったちゃかさんと
ミラー越しに目が合った。
「なにかありました？」
宮「んー……なんか、海人が
こないだ言ってた店のサンドイッチ食べたいって」
「ええ？」
宮「まーこの後帰るだけだし、寄ろうよ」
へらっと笑ったちゃかさんに、
しぶしぶ頷いて車を近くのパーキングに停める。
「ほんとうみくんってわがまま…」
宮「まあ海人だからね」
「みなさん甘やかしすぎでは？」
宮「まあその分助かってる部分
あるからね、あの子には」
そう言って車を降りたちゃかさんに
合わせて、わたしも車を降りる。
時間が半端なせいか、行列ができる
お店は空いていた。
ふたりでゆっくり吟味して、
みんなの分をテイクアウトし、車に戻る。
「じゃあ事務所戻りますね」
宮「さっきドリンクも買ったんだよね、2人分だけ」
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作者名：エキゾチック幸助 | 作成日時：2022年1月14日 22時
