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まつくさんの言葉で、そういえば
マンションの下でまつくさんに会って、
急に頭痛とめまいが襲ってきたんだったと思い出す。
「すみません、」
倉「んーん。勝手に部屋入っちゃった、
あ、ちょっと出るときでも鍵はちゃんと
閉めなきゃダメだよ」
如恵留に部屋聞いたんだ、と笑う
まつくさんに、申し訳なさが募る。
「ご迷惑おかけして…」
倉「いやいや！謝んないでよ！
…俺の方こそ、謝りたかったんだよね」
「え？」
倉「元太の話聞いたとき。俺いやな態度
取っちゃったじゃん。落ち込んでる元太に
追い打ち駆けるようなこと言うAに
イラっとしちゃって」
「………」
倉「でもそのあと、ちゃかに言われたんだ。
俺らとファンの子のために言ってるんだって。
きっと誰より責任感じちゃってるから、
責めないでやってって」
まつくさんの言葉を黙って聞いてると、
その内容に鼻の奥がツンとしてくる。
ちゃかさんの言葉があたたかくて。
わたしのことも、しっかり見ててくれるのが
ちゃかさんなんだなあ、って。
倉「それ聞いてさ、俺恥ずかしく
なったんだよね。ちゃかはちゃんと
Aのこと分かってるのに、俺
元太のことしか見えてなかったって」
「いや……」
倉「今忙しいのも、元太やファンのために
頑張ってるんだよね。ほんとありがとね」
いつの間にかぎゅっと握られていた両手に
少しだけ力が込められて、その手の温もりが
あったかくて。
「ッ、あれ、」
無意識にあたたかい雫が
目から零れ落ちてきた。
倉「え、あっごめ、」
「あ、いや、まつくさんが悪いとか
じゃなくて、嬉しくて…っ」
ぱっと離された手に寂しさを覚えつつも、
次から次へと意思に反して溢れてくる涙を拭う。
「っごめんなさ、」
倉「目赤くなっちゃうよ、」
嬉し涙だと知ったまつくさんが、
ごしごしと目をこするわたしの手を
やんわり掴み、代わりにわたしの頬に
手を当てて、微笑みながら親指で
涙を拭ってくれる。
倉「ほんとに、ありがと」
柔らかく笑うまつくさんがあんまりにも
優しい声で言うから。
「っ、うぅ〜〜〜」
倉「わは！赤ちゃんみてえ！
いいよいいよ、いっぱい泣きな」
声を出して泣き出すわたしに笑い、
背中を摩ったり頭を撫でたり、
ティッシュを持ってきたリしてくれる。
倉「Aが泣いてるとこ初めて見たな」
「よく泣くマネージャーなんて嫌じゃないですか」
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なす(プロフ) - 続編よろしくお願いします。 (2021年12月11日 13時) (
レス) @page22 id: dedfea958d (このIDを非表示/違反報告)
よんよん(プロフ) - お疲れ様でした。続編よろしくお願いします。 (2021年12月9日 18時) (レス) @page21 id: fce679d74a (このIDを非表示/違反報告)
Cancake(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様です！もしできれば、�△梁格坿�望です。とても、楽しい大作をありがとうございました。 (2021年12月9日 15時) (レス) @page21 id: 33bb9fb9e0 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 完結お疲れ様でした！�△梁格坿�望です！！ (2021年12月9日 15時) (レス) @page21 id: bca591b104 (このIDを非表示/違反報告)
しゅうか(プロフ) - 完結お疲れ様でした！この作品はとても大好きなので、終わってしまうのが寂しいです。。�△梁格圓鮟颪い督困韻燭藉鬚靴い任喉� (2021年12月6日 9時) (レス) @page21 id: dea80b0963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エキゾチック幸助 | 作成日時：2021年11月30日 20時
