#70 Manager Tiger ページ18
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元太と会ってから1週間が経った。
変わらずにJUMPと仕事をしていた
わたしは、滝沢くんから呼ばれた。
滝沢「―――答えは決まった？」
タイムリミットだ。
そう思った。
言われるがままJUMPについていたけれど、
気持ちの整理は中々つかなかった。
決断しようとしたときに過るのは、
みなさんと過ごした時間。
写真を見て、動画を観て、
これからの企画書を眺めて。
やっぱり彼らと共に歩んでいきたいという
気持ちが募るばかりだった。
でも、彼らの夢はハリウッド。
夢のハリウッドに立つ彼らをファンの
みなさんにみせるには、わたしがついていたら、
あと何年かかるのだろうと思ってしまう。
滝沢「……悩みぬいたって顔だね」
「………選ぶべき答えはわかってます。
でも、わたしは、」
そのとき、ドタドタという足音と共に、
「間に合うかな」「脇腹いてえ」との話し声。
それはどんどんと近づいてきて、滝沢くんと
顔を見合わせて首をひねる。
コンコンコン
宮「失礼します！Travis Japanです！」
ちゃかさんのよく通る声が部屋に響く。
はっと息を飲み、滝沢くんがにやりと
笑ったのを横目に、拳をぎゅっと握り締めた。
滝沢「どうぞ」
滝沢くんの声の後に扉が開かれ、額に
うっすらと汗をかき、息も上がった
7人が入ってきた。
元「滝沢くん…！お願いします、
待ってください！」
倉「お願いします！」
元太が滝沢くんの前まで走って、
まつくさんと共に頭を下げる。
川「僕たち考えたんです。瀬戸さんと
同じことを、悩みました」
七「よく話し合って、喧嘩して、
もっと話し合って、決めました」
中「Aは僕らのマネージャーです」
吉「他のマネージャーさんは
考えられないです」
宮「どうか、瀬戸Aさんをこれからも、
俺らTravis Japanのマネージャーにしてください！」
7人が滝沢くんに頭を下げる。
わたしは、言葉も出なかった。
滝沢「………よく考えたんだ？」
川「はい！」
元「悩みすぎてハゲて
花が咲くかと思いました！」
滝沢「意味わかんねえよ…ま、
それがお前たちの答えなんだね」
一同「「はい！！」」
滝沢「だそうだけど、
Aの答えを聞こうか」
滝沢くんと目が合い、みなさんも
頭を下げたままわたしを見た。
縋るような、必死な顔。
わたしのためにそんなにしてくれるみなさん。
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なす(プロフ) - 続編よろしくお願いします。 (2021年12月11日 13時) (
レス) @page22 id: dedfea958d (このIDを非表示/違反報告)
よんよん(プロフ) - お疲れ様でした。続編よろしくお願いします。 (2021年12月9日 18時) (レス) @page21 id: fce679d74a (このIDを非表示/違反報告)
Cancake(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様です！もしできれば、�△梁格坿�望です。とても、楽しい大作をありがとうございました。 (2021年12月9日 15時) (レス) @page21 id: 33bb9fb9e0 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 完結お疲れ様でした！�△梁格坿�望です！！ (2021年12月9日 15時) (レス) @page21 id: bca591b104 (このIDを非表示/違反報告)
しゅうか(プロフ) - 完結お疲れ様でした！この作品はとても大好きなので、終わってしまうのが寂しいです。。�△梁格圓鮟颪い督困韻燭藉鬚靴い任喉� (2021年12月6日 9時) (レス) @page21 id: dea80b0963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エキゾチック幸助 | 作成日時：2021年11月30日 20時
