Manager Tiger5

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「おはようございます！」




笑顔で入ってきたAに、
どくんと胸が脈打つ。




川「おはよう！」


元「おっはー！」


「今日はカウコンで披露する曲の
確認します、流れ説明しますので
こっちにお願いします」




資料やファイル、タブレットにメンバーの
飲み物を持ったAを見て、無意識で駆け寄った。




吉「呼んでくれれば持ったのに」


「あ、ありがとう！
手がしびれるとこだった」




抱えてたファイル数冊と飲み物を
持つと、笑顔でお礼を言われて、
胸があたたかくなる。




倉「閑也かっけえ〜」


七「元太もあれくらいしないと
相手にしてもらえないよ」


元「ずや兄の反応速度
はやすぎてむりだった」







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「―――ではちょっと合わせて
見ましょうか、久々にやる曲もあるので」


宮「おっけ。30分くらいでいけそ？」


川「うん、いける！」


「では30分後、立ち位置確認のため
ムービー回しますね！」




ビデオカメラを取りにいったAを
見送ったあと、みんなで振りを確認して
踊ってみて、ちょうど30分。




「じゃあ撮ります！」




カメラをセッティングしたAが
合図を出して、曲が流れる。

Aにかっこいいところを見てほしい。

その一心で踊り、曲が終わる。




「はい、ありがとうございます！」




そして位置の微調整をして、
ムービーを確認する。




元「え、閑也よくね？」


中「めっちゃキレいいしかっこいいわ」


吉「え、ほんと？」


「見ててわたしも閑也くんに目が
いきましたもん。とても素敵でした！」




Aにも褒められて、嬉しくなる。




吉「めっちゃ嬉しいな〜」


「他のみなさんも、―――」




そこから、いつものAによる感想と
修正点がそれぞれあがり、みんな
真剣な顔で聞いて頷く。

第三者から見る感想、アドバイスは
タメになるし、発見にもつながるから
すごく助かる。




「総評！最高の年越しになりそう！」


一同「「イエ〜〜〜イ！！！」」




モチベの上がる褒め方をしてくれるAに、
みんなの士気が上がって、そこからまた
ダンスの練習が始まった。







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