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松倉side
「…だ寝てる………かにしてくださ…！」
「えー！………寝たで………う大丈夫だって！」
「げん………にしないと猫耳……て
……んにゃん動画撮…よ」
なんだか騒がしくて意識が浮上する。
目を開けると、Aと元太、如恵留が視界に映る。
倉「んー……」
「あ、ほら起きちゃった」
元「おっはーー！調子どう？なおった？」
川「ほんとに元太は……」
倉「ん、大丈夫。全然楽になったわ」
起き上がってみると、
だるさも吐き気もなくなってた。
「よかった〜、近くの病院調べてたんですけど、
大丈夫そうですね」
倉「うん。ほんとありがと、Aのおかげだわ」
ほんとに安心したみたいで、
ほっと胸を撫でおろしてるAに、感謝する。
倉「……なんか、彼女にするなら
Aみたいな子がいいなって思うわ」
川「え？」
元「は、」
「なっ、えっ」
倉「なに？」
みんなぎょっとした顔で俺を見てくる。
川「ま、まだ体調悪いんじゃない？熱とかある？」
元「ケイ今自分が何言ったかわかってる？」
元太の焦った顔を見て、ぼーっと思い出す。
なにって………………
倉「………ッッッ、ご、ごめっ、
そういうつもりじゃなくてッ」
やっばい、ほんと無意識でとんでもなく
恥ずかしいこと言ってた。
「ま、まつくさん落ち着いて」
倉「や、マジでッ！あの、ガチごめん！」
カア〜〜〜っと顔に熱が集まるのがわかる。
元「ぶはっ焦りすぎ！！でもわかるよ、
俺も彼女にしたいもん、Aみたいな子」
川「うんうん。可愛いし思いやりあるし
頑張り屋さんだしね」
「き、急になんですか……
あ、みんなも来た」
元太と如恵留がフォロー？してくれて、
なんとか俺も落ち着いたときに残りのメンツも合流して、
一旦ホテルに行くことになった。
いやマジで、なんであんなこと口走ったんだろ、俺。
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作者名：エキゾチック幸助 | 作成日時：2021年9月24日 11時
