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宮「やべー覚醒したぞこれ」
吉「A……」
七「これだからお酒は楽しいよね〜」
川「Aちゃんかっこいい〜！」
中「……いーじゃん、飲む」
元「よーーしAちゃんに勝ってやるわ！」
Tシャツの袖をまくって肩を出した元太さんが挑発的に
手でこいこいとしてきたので、こちらも見下ろすように見つめて笑う。
小童(こわっぱ)が。同い年だしうみさんは年上だけど。
「こく。ん〜安定」
七「美味しそうに飲むね〜」
「のえさんサーモンとってください」
川「ん！……はいどうぞ！」
「へへ、あざます」
七「ねえ可愛い〜」
「あ“〜サーモンと日本酒なんま合う……」
中「なんまってなんだよ」
「“なまら”って意味だよ」
喧嘩腰でにやっと笑いながら言われ、
こちらも同じように答える。
元「うへ〜〜日本酒つっっっよ」
中「なに、北海道出身なの？」
「そうだけど？」
吉「えっそうなの？」
「うん」
宮「へ〜！札幌？」
「ひみつ」
倉「なんだよそれ！」
実は北海道出身のわたし。
生まれてすぐに東京に引っ越したけれど、
小さい頃喘息がひどく、祖父母の北海道の家で暮らしてた。
「店員さん、田酒の冷ください」
川「まだ飲むの？」
「だめ？」
川「いっいいんだけどさ！」
宮「のえる照れてね？」
元「おれはもうむりらぁ〜」
中「………」
「あれ〜、なかむらさんもう飲めないの？あはは」
テーブルの上で肘をついて手を組み下を見て
黙ってるうみさんを煽っていく。
あ〜たのしい。
吉「A、」
しーくんに呼ばれて見ると、ふるふると首を振られる。
やっと目が合った。
「ん……閑也くん、デザートたべよ」
吉「食べれんの？」
七「ねえそこ急に距離近くない？」
「しめちゃんとの方が近いですよ〜」
七「いやそうだけどそうじゃなくて」
宮「急に呼び捨て？タメ口解禁？」
吉「まあまあ」
川「いいなあ〜〜っ」
「シメパフェいこーーう！！」
七「おれ？」
倉「しめのパフェじゃなくて〆のパフェだよ」
「札幌に来たなら食べないと！！」
川「さすが女子だなあ〜」
宮「お酒入ったA元気すぎ」
倉「呼び捨て！！」
うみげん「………」
七「うみげん撃沈だ」
吉「しめ、つつかないの」
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作者名：エキゾチック幸助 | 作成日時：2021年8月27日 16時
