検索窓
今日:7 hit、昨日:52 hit、合計:176,289 hit

ページ20









宮「え、ごめん。俺そんなこと言ってたんだ」


「や、いいんです。
普通はすぐに信用できないと思います。きっと」




ちょっと涙が引っ込んだAちゃんに、
とりあえず買ったお茶を渡す。




宮「いや、でも。本人に面と向かって
言う事でもないでしょ。マジでごめんね」


「あはは。もう大丈夫ですって!
信用は掴み取るものですし!」




ちょっとは信用してくれてるんですよね?



にこっと嬉しそうに微笑まれて、
さっきみたいに胸が高鳴る。





宮「―――うん。信用できない理由がないし」


「そっかぁ……嬉しいです。
これからもよろしくお願いしますね」


宮「こっちこそ。こんな俺たちだけど、
支えてくれると嬉しい」


「もちろんです。あ〜、ちゃかさんと話せてよかった。
明日から何倍も頑張れそう」


宮「………Aちゃん」


「はい?」


宮「2人の時は、海斗って呼んで」


「え」


宮「お願い。2人の時だけでいいから」


「あ、え…と、海斗さん?」


宮「5点」


「ええっ。………海斗くん」


宮「ふふ。まあ合格。そのうち海斗って呼んでね、A」




なんだかもっとAちゃんと近づきたくて、
気づいたらそんなことを口にしてた。




「、なんか海斗くん、ずるい」




顔を赤くして言われて、
ずるいのはどっちだよって叫びたくなった。


高鳴った胸は、Aちゃんと別れてからも
収まってはくれなかった。







#14 Kanbyou→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (163 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
602人がお気に入り
設定タグ:TravisJapan , トラジャ , 中村海人   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:エキゾチック幸助 | 作成日時:2021年8月27日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。