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文字のプレートを渡されたフォークに乗せて齧る。
中「うま!!うまい〜〜みんなありがと〜!」
せとちゃんのカメラに向かって笑顔でピースする。
川「よし!動画はその辺でいいかな?」
「そうですね。ケーキのシーンはこれで大丈夫です!」
中「も〜ほんとビビったんだけど」
「あははは!!ばっちりカメラに収まりましたよ」
中「いいけどさ〜。みんなで食べようよ。
せとちゃんお皿とフォーク〜」
倉「はい!うみさん!!」
中「おまえじゃない!」
「わたしそんなブリブリしてないです」
吉「Aちゃんの顔が氷点下だぞ!」
みんなでケーキを食べた後。
元「はーーーーいプレゼントターーーーイム!!」
元太のばかでかい声で始まったプレゼントタイム。
みんな思い思いのプレゼントを用意しててくれて、
またまたちょっと感動。ちょっとね。
そしてせとちゃんからの初めてのプレゼントは、
「じゃん!!美容品セットです〜〜」
川「おお〜〜〜!!」
倉「え、めっちゃ量ない?」
中「おも!!!なに入ってんの!」
にこにこして渡された箱を持つと、
ずしんとくる重さ。
これを軽々持ってたせとちゃんって女じゃないんじゃないかな。
「あけてみてください」
わくわくした目で見られ、言われなくても開けるつもりだった
俺は、「なんかこわい〜」と笑いながら箱のリボンを解いた。
宮「え、すご!!」
七「あ〜これ知ってる!」
中身を言っていくと、
ヘアケア用品はヘアマスク、トリートメント2種類、
ヘアオイル、高そうなブラシ。
スキンケアは有名ブランドの一式が一通り揃ってた。
そしてボディクリームやリップクリーム、
洗顔用のヘアバンドまであって、
もう今すぐにでも使えますって感じ。
吉「いたれりつくせりって感じ!」
七「マネージャー感出てるわあ」
川「このスキンケア前にかいとが試供品使ったら
肌もちもちになったって言ってたやつだ!」
中「そうそう。あれ聞いてたの?」
「まあマネージャーなんで」
中「どや顔うざっ」
どやぁ、とにやつく顔をジト目で見つつ、結構うれしかった。
なんか、アイドルの俺のことを本気で考えて
応援してくれてるかんじ。
……、帰ったらぜんぶ使お。
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作者名:エキゾチック幸助 | 作成日時:2021年8月18日 12時