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思わぬ注文でみんなが驚く。
生って。
そのきれいな顔で生って!!
「え………あ、じゃあ、オレンジジュースで……」
倉「あ、いやいやいや!!悪いってわけじゃなくて!
意外だったというかなんというか…」
宮「Aちゃん飲める感じなんだ?」
「そうですね…人並みくらいにしか飲めませんけど」
中「へえ〜」
店員さんにのえるが注文して、松倉がメニューを
Aちゃんに渡す。
倉「好きなの頼みな」
吉「とりあえず俺らが食いたいものは頼んでるから」
「すみません、ありがとうございます」
メニューをじ〜っと見ながらニット帽を脱ぐAちゃん。
髪が乱れていて、なんか可愛い〜と思ってみてたら、
しめがAちゃんの髪を直す。
「っ!す、すみません!」
元「しめセクハラ!!」
七「え?あ、ごめん!妹にしてる感じにしちゃった!
嫌だった?」
「あ、いや、嫌だったというか、驚いたというか、
あの、えと、え〜〜〜っと」
川「あはは!パニくってる!」
自分の髪を直しながらあたふたするAちゃんの顔は真っ赤。
漫画だったら、目はクルクルしてただろうなってくらい
視線は落ち着きがない。
慣れてないのかな?可愛いな。
川「あ、生きたよ」
吉「乾杯するか!」
中「海斗〜」
宮「はーいグラス持って〜。はい、じゃあAちゃん、
マネブロ本格始動おめでとう!これからもトラジャを
よろしくお願いしちゃってもいいですか〜?」
一同「賛成〜!!」
カツンとみんなの持つグラスが音を立てる。
横のAちゃんは美味しそうにビールをコキュコキュ
可愛い音を立てて半分まで飲むと、「―――っ、ぷは……」と
余韻に浸るように目を細めた。
その様子がなんだかすっごくえろくて、みんなを見ると
目をそらしたり顔を赤くしたり、逆にガン見したりといろいろだった。
元「……、Aちゃんってマジオシャレだよね!
俺も服好きなんだ〜!」
「そうですか?好きな服着てるだけです…、
元太さんはどこの服買うんですか?」
元「!!俺ね、いっつもあそこで買ってる!」
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作者名:エキゾチック幸助 | 作成日時:2021年8月18日 12時