#２−３９ Daisensyuuraku no kimitachini ページ2
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中島「びゅーーーーーん！」
「ひゅーーーー！！！」
山田「あっぶないっつの！！！！」
高木「誰だよ裕翔に任せたやつ」
伊野尾「まあ本人楽しんでるしいんじゃない」
知念「ゆーてぃー戻っといでー！」
八乙女「ほら！！チョコあるよ！！」
薮「薮くんもいるよ！！」
有岡「大ちゃんもいるよ！！」
中島「だってA。どする？」
「うーーん、チョコ！！」
中島「チョコォォオ！！！」
つい一昨日、JUMPの仕事が京都であるため、
わたしもついでに乗せてもらって京都に訪れた。
それも偶然ではなく、
事前に調べておいて計画的なもの。
そう、今日は虎者の大千穐楽なのです。
知念「楽しみだね」
「……うん」
伊野尾「なに緊張してんのさ。
マネージャーが堂々としてなきゃダメじゃん」
「そうだよね、うん…」
久しぶりの南座、久しぶりの虎者、
そしてメンバーのみなさん。
マネージャーではあるけど、
今回はチケットを買っての観覧。
いずれこうやって、ファンのみなさんと同じ
位置から応援する日が来るのかもしれない。
そう思わずにはいられなくて、
なんだか複雑な気持ちになる。
山田「ほら」
無意識に肩が落ちていたみたいで、
涼介くんにぽん！と肩を叩かれる。
山田「自慢のグループ、見せてもらおーじゃん」
にっと笑った涼介くんに、どこかほっとして頷く。
.
父「トラビスのみなさんに会うのは
久しぶりだなあ」
「わたしも久しぶりな感じ」
わたしと父は車いす席で、JUMPは関係者席での
観覧になるので、二手に分かれた。
ドキドキと緊張していると、
開演のブザーが鳴る。
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作者名：エキゾチック幸助 | 作成日時：2022年10月31日 16時
