#２−４２ Toshinose ページ18
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宮「みんなと新年
迎えちゃっていいですか！」
TJ「「賛成！！」」
今年もこの光景を見られて良かった、と
７人の円陣を見て思う。
サポ「いや〜、今年は
大変だったね、いろいろと」
「そうですね…ご迷惑おかけしまくりで…」
サポ「迷惑じゃないって何回言ったら
わかるんだか。虎者の舞台と映画、CM雑誌
TVラジオYouTube…個人活動も勢いを
増していったし、瀬戸ちゃんは頑張りすぎるし…」
最後の言葉に胸をチクチク刺されつつ、
１年を振り返る。
そういえばJUMPへの転換騒動も、
今年ではあったんだなあ、と
時の流れの速さに驚いた。
新しいマネジメント体制が始まり、
身軽になった分企画書を作りすぎて
怒られたり。
それぞれの個人活動も増えて、
まつくさんは大河にソロの件も発足したし。
虎者の映画化も日毎に進んでいって。
そして、例の事件。
傷はもうほとんど痛まなくなったけど、
痛々しい跡は一生残るだろうって言われてる。
まあ、水着や下着にでもならない限り
見えないし、あまり気にしてはいないけど。
着替えるたびに、あのときを思い出すのは、
一体いつまで続くんだろうと思う時もある。
正気じゃない人の怖さ、そして、
行き過ぎた、醜く変貌してしまった
愛の恐ろしさ。
刃物が突き刺さる感覚は未だに
覚えていて、まだよく夢に見る。
時間が解決してくれるだろうとは思いつつ、
そろそろ対処しないと、睡眠不足で
働く限界を感じてきた。
そのうち、JUMPや父、マネ陣、そして…
メンバーの誰か、話せるタイミングが来たら、
話してみようかな…。
いろいろと思い出し、物思いに
ふけっていると、ぼふっと頭に
何かが落ちてきた。
「！？」
中島裕「あけおめことよろ〜〜〜！」
有岡「まだ今年終わってないからね」
「びっくりした〜」
父「ほら早くステージ行く！」
中島「は〜い！Aあとで
お年玉あげるから待っててね！」
有岡「俺も！！」
「もういらないってば！」
ジェシー「じゃあ逆に俺にください」
田中「なんでだよ」
SixTONESの２人も後を
追うようにステージへ駆けていく。
直前はみんなテンション高いし、
バタバタだ。
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作者名：エキゾチック幸助 | 作成日時：2022年10月31日 16時
