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濱田「…あの。…あ、その…。何から話したらええんやろ。」
A「…。」
濱田「…昨日、照史と何話してたんですか。」
A「…。それは、言えません。」
濱田「え、なんで?俺に言うなとか、なんか、言われたんですか?」
A「いえ。言われてないです。でも、濱田さんに言うことでもないので。」
濱田「…。そうですか。」
A「…はい。」
濱田「…あの。僕、難しいこと分かんないんで、はっきり言いますね。」
A「…。」
濱田「僕、Aさんの事好きです。だから昨日の照史との事、嫉妬してます。」
A「…話の内容は言えませんが、私と桐山さんは濱田さんが思っている関係ではないです。」
濱田「…付き合ってはいないと。」
A「はい。」
濱田「…ハァァァ〜(笑)よかった。そかそか。話の事はまぁ〜気になるけど、ひとまず安心しました。」
A「…あの。」
濱田「はい。」
A「私も聞いていいですか?」
濱田「はい。なんでも!」
そう言って、姿勢をただす。
A「実は、先週の火曜日に濱田さんをお見かけしたんです。お腹が大きい女性の方と一緒にいらっしゃいました。」
濱田「…火曜日?」
A「はい。△△デパート…。」
濱田「あ!姉貴です。」
A「…お姉さん?」
濱田「はい。僕兄が1人と姉が2人いて。上の姉がつわりが楽になったので買い物に連れて行けって。その姉貴の旦那さんがその週、丁度出張で。荷物持ちとアッシーさせられてたんです。」
A「…そうだったんですね。」
濱田「はい。」
A「じゃあ、本当に結婚されてない…。」
濱田「してないです!彼女もいません。」
A「…渚師長は?」
濱田「…渚さん?」
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作者名:na0k0 | 作成日時:2021年1月1日 23時