私、天使たちと暮らしてます

#22 君がいない夜 ページ22

#22

*ｼﾞｽ










ｿｱ｢あれ…Aちゃんって行っちゃった…｣




ｼﾞｽ｢Aどっか行ったの？｣



ｿｱ｢うん…｣





____プルルルルッ ただいま電話に出ることが出来ません




どこに行ったんだよ…


電話を何回かけても出ないし、カトクを入れても既読にはならない






ソアはみんなにケーキを焼いてきたみたいでみんなで美味しそうに食べている







ｿｱ｢Aちゃん出ないの…？｣





ｼﾞｽ｢うん…｣





ｿｱ｢とりあえず子供たち見とくから周辺見てきたら？｣




ｼﾞｽ｢そうするよ…じゃあよろしく｣





そう言って外に出た



いつも遊ぶ公園も子供たちの幼稚園も会社の周辺も全て探したが一向に見つからず、あきらめて1度家に帰ることにした








もうあたりも日が沈んで暗くなった



あれからソアは家の用事があるからごめんと言って帰った



子供たちもAヌナはって言ってるのに帰ってこない




どこに行ったんだよほんとに…


早く電話に出て…既読つけて…








日付が変わる頃



眠たいが心配で寝れずリビングのソファにひとりぼっち







ちょこんと横にジョンハンが座る




ｼﾞｮﾝﾊﾝ｢ヌナ帰ってくるのかな？｣



ｼﾞｽ｢帰ってくるよ、必ず｣



ｼﾞｮﾝﾊﾝ｢ヌナ大丈夫かな？怪我してないかな？｣


ｼﾞｽ｢心配しなくても大丈夫だよ、絶対元気いっぱいで傷一つなく帰ってくるから…｣










____ｶﾄｸｯ





ウォヌA一緒にいます、連絡遅くなってごめんなさい





.連絡ありがとう、Aをよろしくね









ウォヌといるってところが少しというか相当もやもやするけど、無事を確認できたからよかった…








お仕置きとして帰ってきたら嫌われるんじゃないかってほど苦しくなるほどぎゅーって抱きしめてやる








だからね早く帰ってくるんだよ

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