超チートの美少女(？)で星のカービィの世界に転生出来た事は良しとするが、混沌の神になりたいとは一言も言っていない！

10話「 や は り お 前 か 」 ページ15

ギャラ「……此処が、僕のお家！」

おっふ。これまた予想を優に越えたな。どこぞの鬼殺しの蝶の屋敷みたい。

ミリィノ「おっ…じゃましまーす…。」

ギャラ「どーぞ、どーぞ！入って！！」

本当に鬼殺しの蝶の屋敷じゃん。…でも、元々質素な家で暮らしていたし、丁度良いや。庭もあるのか〜…豪邸だな。

ギャラ「“バル”〜？ただいま〜！お客さんも居るから、ちゃんと挨拶しなよ〜？」

ギャラはそう大きな声で言うも、返事はない。

ギャラ「ミリィノ、裏庭かも。ちょっと行って見てくれない？」

ミリィノ「良いよ！じゃ、行ってくるわぁ〜。」

……そして、裏庭に着いた。裏庭は様々な蝶が沢山いて、特に、赤い蝶が多かった。

ミリィノ「おーい、もしもーし。居ますか〜？」

そう呼び掛けながら歩みを進めると、フワッと目の前を大量の赤い蝶が通った。すると、そこには、赤く綺麗な蝶の羽を持った、ひとりの剣士が居た。

「………。」

彼こそが、“バル”こと、“バルフレイナイト”だ。

11話「バルくん」→←9話「銀河最強の仮面剣士とお泊まりなんて天国じゃないですかヤダー」

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