二十二話『円堂のお爺さんの秘伝書』 ページ23
理事長室に入ってきた夏未は、手に何か持っていた。
……あれが秘伝書だろうか？
「「「！！？」」」
夏未がいることに驚くサッカー部員達。
円「ち、違うんだ！これは、その、」
風「練習！練習なんだ。敵に気づかれないよう気配を消すっていう…」
……フィールドに隠れる場所なんてないですけど？
必殺技の、透明シリーズならできると思うけどさ。
それを作るつもりかい？サッカー部よ。
円「そう、そうなんだよ！」
「……はぁ。どうして夏未がいることに気づかないかな」
あんなに気づきやすかったのに。
半「香坂。知っていたなら教えてくれても……」
「誘拐した人達に教える理由はないと思うが？」
「「「………」」」
夏「探し物はこれかしら？」
そう言って手に持っていたノートを見せる夏未。
円「！じいちゃんの秘伝書！！」
バッと夏未から奪い取った円堂。
……貸してください、って言ってから借りるものでは？
夏「……でも意味ないわよ」
「もしかして……書いてある文字が読めない、とか……？ありえないと思うけど」
いや……あの円堂のおじいちゃんだ。ありえるかもしれぬ。
夏「……貴方もみたらわかると思うわ」
というわけで、全員がノートの中を確認する事になった。
円「じいちゃんの秘伝書！これにイナズマイレブンの必殺技が載っているんだ！」
壁「でも無理ッスよ。暗号で書かれてるのかもしれないッスから」
染「外国の文字かもしんねぇぞ」
風「いや、おっそろしく汚い字なんだ」
「「「「…」」」」
ズーン…という効果音がつきそうな雰囲気のサッカー部員達。
おそらく、(キャプテン/円堂のおじいさんならありえるな)とでも思っているのだろう。
少「…汚い、字なんですか……」
風「……多分」
壁「誰も読めないッス…」
染「そんなもん使えねぇよ…」
染/風「「円堂！！」」
円「すっげーー！！ゴットハンドの極意だって！」
「「「読めるのかよ！！？」」」
円「だってじいちゃんの特訓ノートいつも読んでるから」
特訓ノート……あぁ。ゴットハンドが乗っていた、あのノートか。
っていうことは……。
「どれどれ………へぇ！色んな必殺技が書いてあるね！」
炎の風見鶏という二人技みたいなシュート技から、マジン・ザ・ハンドというGK技まで。
本当に色んな必殺技が書いてある。
この炎の風見鶏という必殺技……一人用に改良できないかな？
「「「お前もかよ！！！」」」
サッカー部員達にツッコミを入れられました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すもも - すごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2014年7月25日 16時) (
レス) id: dd4f3f0dc7 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - とってもおもしろいです！更新頑張ってください。それとって友希OKですか？ (2014年7月24日 18時) (レス) id: 113d55ec1a (このIDを非表示/違反報告)
水氷の名探偵 - こんばんは♪更新ガンバですq(^-^q) (2014年6月16日 0時) (レス) id: 5892e0df87 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - 夢主ｗｗｗとっても面白いです！！更新頑張ってください！！！ (2014年4月3日 20時) (レス) id: 042c3de7ef (このIDを非表示/違反報告)
颯斗 - 夢主の考えがwwwwwwめちゃくちゃ面白いです!!更新頑張ってください!! (2014年2月23日 2時) (レス) id: c0bc8d864e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
