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15センチ ページ15
ﾁｭﾝﾁｭﾝ
小鳥の鳴き声で目が覚める。
「……んっ…」
あのあと、どうしたっけ…？
確か雷がなって助けを求めて…
というか、ここどこ？
「……キャァァァァァ!!」
「ぐふっ!!」
目を開けるとそこには鉄郎がいた。
「な、なんであんたがここにいんのよっ!!」
「ちょ、ちょっと待て!! 今は布団をめくるなっ！」
私が驚いて布団をめくろうとすると、急に止めてきた鉄郎。
そして、私達の声で次々に起きていく部員達。
どうした、どうしたと騒ぐ。
「俺の息子が元気になっちまったんだよっ!!」
「「は？」」
「「最低。」」
私にはいまいち理解ができない。
「しょ、しょうがねぇーだろっ!!」
「しょうがねぇも何も、最低だ!! 黒尾っ!!」
「Aがえっろい声出すからっ！」
Aさん…。と私に「可哀想」みたいな目線を向けてくる１、２年
「い、いやっ!! 違うんだ！Aっ!!」
「……。鉄郎……キモッ」
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作者名：村人B | 作成日時：2015年3月18日 21時
