**金 平 糖 の 小 瓶

＊＊ ページ31

✲冨岡義勇

「.............そうか。」

突然の貴女の言葉に衝撃を受けたのか
その一言だけを発し、そのままくるりと背を向け
どこかへ行こうとする義勇さん。
貴女が咄嗟に呼び止めると

「.......今の俺は、とても情けない顔をしていると思う。少し、一人になって考えたいんだ。」

貴女に本気で嫌われたと思っている様で、背中がとても寂しそうです。冗談ですときちんと伝えて謝っておきましょう。




✲時透無一郎

「へぇ、そう。分かった。そんな事言うAのことは、僕も嫌いだよ。」

そして無表情のまま じゃあね、と
貴女の横を通り過ぎて行く無一郎。
その様子に焦って ごめんなさい、嘘です....と貴女が謝ると

「....どう？大切な人から嫌いって言われて、どんな気持ちになるか分かった？これに懲りたら、もうそんな事冗談でも言わないでね。」

そう言って貴女をそっと抱きしめる無一郎。
彼も 実は本当に嫌われたのでは？と少し不安だったようなので、再度きちんと謝っておきましょう。

終わり ログインすれば
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