天使は堕ちていく＿＿【#コンパス】 (ページ2) - 小説

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天使が2人ページ2

ぽかん、としているとAと名乗った死神は再び喋り出した

｢あれ、聞こえてなかったのか？はぁ…だから私と堕ちる気はないかって｣

｢え、あ…つまり…あーもう説明頼むわ。｣

俺じゃ理解出来ねぇ……。堕ちるのはなんとなく分かった。…けどそれって俺に得があんの？

｢んー…死神(私)には、お前の死を捻じ曲げる力がある。お前が堕ちることを望めば、私が死なない限りお前は生きて入れる。私が死ぬまでの長い命をやれる。って感じ？｣

どうだ、いいはなしだろう？
とにやり、笑うAは、俺にとっての悪魔(天使)のようだった。

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作者名：逢月 | 作成日時：2018年5月20日 14時