天使は堕ちていく＿＿【#コンパス】 (ページ1)

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天使が1人ページ1

ﾁｭﾝﾁｭﾝという小鳥の囀りで目が覚める…筈もなく普通に目が覚めた。

｢ふぁ…｣

起きたばかりで眠くて、少し欠伸をする。
どーせ、今日も一聞いて十を知れとかで怒鳴られんだろうなぁ。

とか思いながら服を着替える。

そして飯を作っていると
ﾎﾟﾝｯっと軽い音がし、後ろを振り返ると大きな鎌を持った女が居た。

｢っ…!?..誰だ？お前。｣

と、気になる点が色々あるが冷静に聞く

｢あぁ、私か。｣

お前以外誰がいるんだよ。と思ったが言葉にしなかった。

｢私はA。あんたの魂を頂戴しに来た死神。よろしく。｣

と言われ、は？としか言葉が出なかった。急に言われて一瞬で理解できる奴は殆どいないだろう。

｢え、は…なに、俺死ぬの？｣

やっぱり理解できない。急に現れて死ぬとか言われても理解出来ねぇよ。

｢うん。で、提案がある。｣

.

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｢私と堕ちる気はないかい？｣

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と握手を求める手を差し出された。

｢…は？｣

今の俺は、凄く馬鹿みたいな顔をしているんだろう。