＃コンパスロンパ

12話目 ページ12

＜個人スペース＞

個人スペースにたどり着いたのは今のところ、乃保とリリカとコクリコだった

「ネェ、リリカ。私のチェーンソー知らない？
ここに来たときから、ないの」

乃保が瞳孔を小さくして聞いた

リリカは首を横にふった

「ううん、リリカは見てないよ。でも、リリカのステッキも見当たらないんだ。」

すると、コクリコが泣きそうな声で言った。

「、、、こくりこもてでぃらびが、居なくなっちゃった。」

そう言いうとコクリコは泣き出した。
やれやれと乃保はコクリコをだっこしてあやした。
しばらくして泣きつかれたのかコクリコはねむった

「すぅ、、、、すぅ、、、、うにぅ、、てでぃらび、、、どこぉ、、、、」


すると、13とアダムが入ってきた。

「お、乃保達じゃねぇか。なぁなぁ聞いてくれよ、団長ーさんが変なんだぜ、」

13がこそっと言った

「俺はいたって正常だ」

アダムはため息を着いた。

「な？変だろ？」

「確かに変だね。」
リリカが頷く。

「そういやぁ、俺の銃と鎌知らねぇか？団長さんも魔剣が出せなくなったって言ってたし」

13が探しながら言った。

すると、下からモノクマが出てきた

「うわぁ！」

「きゃぁ！」

「そんなに驚かないでよ。鬼出没なだけでしょ？
まー。持ち物の話だね。それはね。武器庫に収納してるよ。
じゃぁね」

モノクマは居なくなった。

「言いたいことだけ言ってどこか行ったな」

アダムは呆れて言った

13話目 リリカ目線→←11話目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す