第23話…雛菊 ページ24
『すみません。…僕は耳が聞こえなくて…。何か紙とペンを持ってませんか?』
目の前の男性は窓にそう言葉を綴った。
「紙とペンか。持っていないな…そうだ。」
自分が持っている能力の事を思い出し、すぐさま発動させる。
《…すまぬな。私はあいにくペンを持っておらぬ。》
男性は私の声が聞こえたのを驚いたのか、綺麗な赤い目を丸くした。
《ふふ、そう驚かなくてもよい。私の能力だ。心全部を見透かすわけではないから安心してくれ。
それで何を探していたのじゃ?私も手伝おう。》
これが私の能力。簡単に言うと言葉を交わさなくても会話ができる、というものだ。
《実は筆談用のペンとノートを落としてしまって…。》
《ふむ、分かった。だが私の歩いてきたところにそんなものはなかったが…。
とにかく、探してみるとするか。》
落し物の特徴を聞いても心当たりがないことから、もしかしてもう拾われているのではという考えがよぎる。
しばらく二人で探していても、見つかる気配は全くなかった。
ふと足音が聞こえて振り返るとそこには短い髪の少年が立っていた。
「もしかして、探してるのはこれか?」
そう言って少年は私たちの前にノートとペンを差し出した。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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期末テスト前日8時半に寝る系女子暁。(プロフ) - 玲さん» どういたまして← (2016年5月7日 0時) (レス) id: 23b879a935 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - 期末テスト前日8時半に寝る系女子暁。さん» ありがとうございました。 (2016年5月7日 0時) (レス) id: 34dd7aa040 (このIDを非表示/違反報告)
期末テスト前日8時半に寝る系女子暁。(プロフ) - 玲さん» 締め切ってると思いますよ…?、まぁ締め切ってなかったとしても過疎ってますし。 (2016年5月7日 0時) (レス) id: 23b879a935 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - これってもう締め切りましたか? (2016年5月7日 0時) (レス) id: 34dd7aa040 (このIDを非表示/違反報告)
暁@友達が少ない(プロフ) - ……?何故私のトコの作品の一部が変更され…;;(まあいいか(( (2015年12月24日 17時) (レス) id: 68eb77cdd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:君影荘の住人たち | 作者ホームページ:
作成日時:2015年11月29日 23時