秘密７ ページ7
「おい、隣歩けよ」
４歩先くらいの爆豪君が振り返って言う
そんなこと言うんなら爆豪君がもう少しゆっくり歩いてくれればいいのに
そんなことを考えながら小走りで隣に並ぶ
「クソナードのどこが好きなんだよ」
クソナード
緑谷君のことだ
「…公園で泣いている子笑わせようとしてた」
「はぁ？」
「優しい人だなって思っててクラスが一緒になって…個性がない事知って
それでも毎日頑張ってて
私にも優しくしてくれて…」
夕日を見上げる
「そんな姿見てたら私も勇気湧いちゃって…
緑谷君は、私のヒーローなんだ！」
話している途中に気がついたら笑っていてハッとする
やばい
またなんか言われる
「…そーかよ」
「…へ？」
「良かったな」
あれ？あれれ？
爆豪君が珍しく怒鳴ってこない
なんでだろう
寂しそうに微笑んだ爆豪君に慌てて話かける
「い、いや、でもまだ意識されてないし！
他の女の子と喋る時あんなに照れてるのに私そんなじゃないし！」
そう慌てて言ったら爆豪君は真顔になった
「…ごめん…爆豪君に話すことじゃなかったよね…な、何言ってんだろ…あはは」
そう言って再び歩く
「お前、俺と一緒の高校こい」
「…？」
「一緒に雄英行くぞ」
この一言から私の地獄の受験生活は始まった
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雪桜 サブ - 最高。え？続きめっちゃ気になる。投稿頑張って下さい！ (2019年5月1日 20時) (
レス) id: 7e8f63469d (このIDを非表示/違反報告)
となりのトロロ(プロフ) - めっちゃ好きです！中学生時代のかっちゃん好きなので！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年4月12日 18時) (レス) id: 48f51d45d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな | 作成日時：2019年4月11日 0時
