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赤、オレンジ、ピンク、黄色、、、
まるで絵本に出てきたかのように美しいチューリップが
視界一面に広がっていた
「すごい！綺麗だね！」
風磨「そうだな、、、」
2人でその光景に圧倒されてしばらく眺めていた
「チューリップってさ、決して高級な花でもないし、特別いい香りがするわけでもないでしょ？」
風磨「うん」
「でも、このシンプルな形と誰にでも触れられるってところがいいと思うんだよね、私」
風磨「どうしたの？急に笑」
「私、花の中で1番チューリップが好きだなぁって、、、
結婚式のブーケに使われる花ってやっぱりバラとかカサブランカが多いけど、私だったらチューリップにすると思う
この花自体は豪華じゃない感じがより式を引き立ててくれると思うから」
なんかわからないけどチューリップについて熱く語ってしまった私を
風磨は静かに見守っていた
もっと近くで見たいと思ってその場にしゃがみこんだら
その様子を風磨はカメラにおさめた
「何？撮ったの？」
風磨「綺麗だったからね、、、」
「チューリップがでしょ？」
風磨「いや、Aが、、、笑」
嬉しいこと言ってくれるけど
照れてるのか顔笑っちゃってるからね？
そんなくだらないやりとり
この時間が一生続けばいいのに
どれだけ願っても叶わないことを願ってしまった
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紫陽花(プロフ) - マロさん» マロさん、ファンだなんて嬉しいお言葉本当にありがとうございます。ご期待に添えるように頑張ります！ (2018年11月21日 0時) (
レス) id: 3af6288758 (このIDを非表示/違反報告)
マロ - キミ屋根からのファンです！今回もとても面白いです、応援してます！ (2018年11月20日 14時) (レス) id: dab965d331 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年11月5日 8時
