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退院手続きをさっさと済ませた私たちは
そのまま風磨の家に帰った
私はこの日から風磨と同棲することにして
必要最低限の荷物を持ってきた
点滴を受けて少し回復したのか
昨日よりも顔色が良くて、元気そうな風磨
いつまで続くかわからない2人の生活
そして、私は考えた
風磨の病気を気にかけることは当たり前だけど
そればかりはやめようと思った
今まで通り、風磨と付き合うことになって
一緒に暮らすことになって
必要以上の心配とかそういうのを多分風磨は望んでない
普通のごく一般の
カップルの暮らしをしたいだろうから
これは自分に向けたルールだ
私が作った手料理を美味しそうに食べてくれる風磨を見ていると
自然と顔が綻んだ
風磨「俺、明日からまた仕事行くわ」
「そっか、頑張ってね」
風磨「おう、今日休んじまったからな〜
きっと松島苦労してるよ笑」
「本当だね、
あ、職場の人はみんなわかってるんだよね？
、、、病気のこと」
風磨「うん、前倒れた時もスタジオだったし
俺の体のことは理解してくれてる
だから、心配すんな！」
陽気に笑って頭をぽんぽんとする風磨
不意打ちとかずるいよ
風磨「なーに、赤くなっちゃってんの？笑」
少し意地悪そうな顔をして覗き込んでくる
「ばか、赤くなってなんかないし！」
風磨「よく言うよ、りんごみたいな顔してさ笑
久しぶりだから照れちゃったんだね？笑」
そう言ってまたよーしよしとか言って
髪をぐしゃぐしゃにしてくる
良かった、いつも通りの風磨だ
またこうして風磨と過ごせる日々が戻ってきたんだと思うと素直に嬉しかった
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紫陽花(プロフ) - マロさん» マロさん、ファンだなんて嬉しいお言葉本当にありがとうございます。ご期待に添えるように頑張ります！ (2018年11月21日 0時) (
レス) id: 3af6288758 (このIDを非表示/違反報告)
マロ - キミ屋根からのファンです！今回もとても面白いです、応援してます！ (2018年11月20日 14時) (レス) id: dab965d331 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年11月5日 8時
