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そして迎えた25歳の誕生日の日


お互いに仕事を終えてから待ち合わせて


ヒロトが予約してくれていたホテルのレストランに向かった


普段はあまり見かけることのない高級フレンチが


テーブルに並べられていて


赤ワインを片手に大切な人と


大切な日を祝福できて本当に幸せだった


終盤に差し掛かった頃


ほどよく酔いが回ってきたので


タイミングを見計らって聞いてみた


「ねぇ、ヒロト」


ヒロト「ん?」


そう言って顔を上げたヒロト


「私たちそろそろ結婚しない?」


お酒のおかげもあるのか、自分でも驚くほどサラッと言うことができた


それを聞いたヒロトは


うん、そうだな。
そろそろ結婚しよっか、


って笑ってくれると思ってた


だって私はヒロトを信じていたから


でも、実際は違った


わずかに顔をしかめたヒロトは


ヒロト「あーあ、結婚?早くね?

でもさ、俺今あんまりそういう欲無いんだよね。

仕事に打ち込みたいっていうかさ

なんかAとはまだこのままの関係でいたいんだよね。」


俺は結婚なんかに興味ないから。


目がそう語ってるようだった


その言葉を聞いた瞬間にさーっと血の気が引くように


頭の中が真っ白になった


「そ、そっか!
ヒロト重役任されたり、大変だもんね!」


平気なフリをするのが精一杯だった

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年10月14日 18時

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