検索窓
今日:12 hit、昨日:9 hit、合計:140,772 hit

12 ページ12

ゆっくりと振り返ったその男に


開口1番にバカと言われて、呆然とした


ていうか、日本人?


それより、いきなりバカって何この人?


「いきなりバカって失礼じゃないですか?」


「は?バカにバカつって何が悪いんだよ!

だいたいな、ニューヨークでこんな夜遅い時間に女1人で裏路地歩くなんてな、襲ってくださいとでも言ってるようなもんなんだよ!」


まくし立てるように言われてなんだか腹が立ってこっちも言い返してやる


「そんなの、知らなかったし、、、

初めてニューヨークに来たし、もともと1人なんだから仕方ないでしょ!」



「お前1人でこんなとこに何しに来たの?」


目を丸くしてその人は聞いてくる


「あんたに、関係ないでしょ!

助けてくれてどうもありがとうございました!」



「気持ちこもってねぇの、、、

じゃあ俺もう行くからな!今度こそ気をつけろよ!」


偉そうに言うとまたその人はズカズカと歩いて行ってしまった


なんなのあの人、助けてくれたからいい人かと思ったけど勘違いだったみたい


変な人には襲われるし


助けてくれた人も変だし


ニューヨークってなんなの?


こんなに怖い国ってわかってたら最初から来ないわっ!


イライラしながら身なりを整えて落ちてたバッグを拾うと


私はそこで恐ろしいことに気づいた

13→←11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (92 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
422人がお気に入り
設定タグ:SexyZone , 菊池風磨 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年10月14日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。