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Aside


しのぶさんから
紹介してもらって


男の人の名前は
伊黒小芭内さん

女の人の名前は
甘露寺蜜璃さん


とても素敵な人たちだった。


「月影Aと申します。
先日は助けていただき
ありがとうございました。
御二方のおかけで生きることができています。
本当にありがとうございました。」


「そんなにかしこまらないで!!
Aちゃん!!
私も蜜璃って呼んで!!」


「では、蜜璃さんって呼ばせていただきます。」



しのぶさんも、蜜璃さんもとても素敵な人達で
しかもこの鬼殺隊の中でも最も優秀な
柱という階級にいるひとだった。
伊黒さんも柱だそうだ。
私もこの人たちみたいに
強かったら家族を守れていたのだろうか。
今更後悔しても遅いのに。





するとずっと黙って見守っていた
伊黒さんがこっちを向いて
口を開いた。



「これからどうするつもりだ。
月影にはもう家族はいない。
いつまでもここにいるのは
無理がある。
胡蝶の屋敷で働かせるのか?」


伊黒さんは私の目を見て言った。


そうだ、これからは
家族もいない私には行くあてがない。
親戚の人もいないので本当に1人だ。
どうすればいい?
しかし、私は無意識にこう答えていた。




「私は鬼殺隊に入ります。
この手で鬼の頸を斬り
無念の死をとげた家族に
せめてもの償いをします。」



私の返答をきいて
3人は目を大きく開いた。





3人の目に写っていた私は
目に光が宿っていない
ただの人形だった。
とても未成年には見えなかった。








(何も失うものはない、家族も、幸せも
全部失ってしまったから。
笑顔の仕方も忘れた。
待っていて、私もすぐ皆の所に行くから。)







(Aちゃん、本当に悲しそうな顔をするの
笑顔も張り付けたみたいな笑顔だったわ。
私が少しでも元気をわけてあげなくちゃ!!)




(A、お願いだから抱え込まないで
そんな悲しそうな顔で笑わないでください。
貴女を助けてあげたいんです。)




(月影の纏う姿は異様な感じを放っている
何故こんなにも気になる。
心がざわつく)









━━━━━━━━━━━━━━━

原作で描かれている月の呼吸と
私が描いている月の呼吸は全く別のものだと
考えてください。混乱してしまうかもしれませんが
何卒ご理解の方よろしくお願い致します。

玖→←漆



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設定タグ:鬼滅の刃 , 伊黒小芭内 , 胡蝶しのぶ   
作品ジャンル:恋愛
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紫華 - こんちは!読んでいる途中ですが失礼します!伊黒さんは蜜璃ちゃん一筋だと思っていましたが‥‥ま、これも面白いので文句はありませんね (10月26日 13時) (レス) @page19 id: 09404ca91f (このIDを非表示/違反報告)
r.s(プロフ) - いぐろさん» コメントありがとうございます!!伊黒さんの魅力を少しでも伝えられたらいいなと思い作った作品なので、読者の皆様に伝わったことがとても嬉しいです!これからも更新頑張っていくのでよろしくお願いいたします!! (2020年10月18日 17時) (レス) id: f0dda2e9a0 (このIDを非表示/違反報告)
いぐろ - 何回でもよみたくなる!!!!!! (2020年10月18日 12時) (レス) id: abcdb48192 (このIDを非表示/違反報告)
いぐろ - い黒さんの作品!これおもしろいはずだけど見てるあいだに気絶しそうでやばい!!!!!!! (2020年10月18日 11時) (レス) id: abcdb48192 (このIDを非表示/違反報告)
r.s(プロフ) - ゆゆさん» はじめまして!!作品を見てくださりありがとうございます!!これからも更新頑張っていきます! (2020年5月12日 21時) (レス) id: f0dda2e9a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:r.s | 作成日時:2020年4月8日 10時

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