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・・・ 拾参 ページ40

Aside



伊黒さんと甘味処に向かおうとした時
後ろから声が聞こえた




実「A...」




後ろを振り向くと不死川さんが気まずそうな顔をして
立っていた。



「不死川さん、どうかしましたか?」





問いかけると、不死川さんは
悲しそうに私に近づいた。




伊黒さんが前にそれを防ごうとしたが
ダメだと私は伊黒さんの手を握りしめた。




そうして私を見て頭を下げた




実「昨日はすまなかった
仲間を刺すのは隊律違反だァ」




正直驚いた。
あの不死川さんが頭を下げているなんて


逆に罪悪感が生まれる



「不死川さん、私は大丈夫ですから
顔をあげてください。

昨日倒れたのは腹部を刺されただけが
問題ではありませんでした
前の任務で、出血量が異常ではなかったので
万全な状態ではなかったんです。


だから、そんな顔しないでください...
私は不死川さんが笑っている顔が大好きなんです」



不死川さんが笑っている姿は兄さんに似ている


不死川さんも私を妹のように接してくれる。
純粋に嬉しかった



―――だから、笑っていてほしい...




実「Aッ...ありがとなァ...」




「どういたしまして...では、伊黒さん
甘味処に行きましょうか」



伊黒さんの顔を見るとムスッとした顔をしていた




「伊黒さん?すみません
怒ってます?」


顔を覗き込むように見ると
伊黒さんはみるみる頬を染めていった。



伊「ッ......///行くぞッ!」



ちょっと面白くて、いたずらで手を握ってみる。
すると耳まで真っ赤になっていた






そろそろ怒られそうなので、てを離そうとすると
伊黒さんはそれを阻止し、私の手と自分の手を
絡めさせた。





「ッ.....///」





恋人繋ぎ



先程から胸の鼓動がうるさかった
必死に抑えようとしても、止まらない



すると伊黒さんが小さく呟く





伊「Aが俺を煽ったのが悪い.....///」






「伊黒さッ...!?」





伊黒さんは腕を引き
私の頬に口付けた







「ッ...///」







―――嗚呼、こんなの狡い






口付けた後、また恋人繋ぎをして
甘味処に向かった

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設定タグ:鬼滅の刃 , 伊黒小芭内 , 胡蝶しのぶ   
作品ジャンル:恋愛
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紫華 - こんちは!読んでいる途中ですが失礼します!伊黒さんは蜜璃ちゃん一筋だと思っていましたが‥‥ま、これも面白いので文句はありませんね (10月26日 13時) (レス) @page19 id: 09404ca91f (このIDを非表示/違反報告)
r.s(プロフ) - いぐろさん» コメントありがとうございます!!伊黒さんの魅力を少しでも伝えられたらいいなと思い作った作品なので、読者の皆様に伝わったことがとても嬉しいです!これからも更新頑張っていくのでよろしくお願いいたします!! (2020年10月18日 17時) (レス) id: f0dda2e9a0 (このIDを非表示/違反報告)
いぐろ - 何回でもよみたくなる!!!!!! (2020年10月18日 12時) (レス) id: abcdb48192 (このIDを非表示/違反報告)
いぐろ - い黒さんの作品!これおもしろいはずだけど見てるあいだに気絶しそうでやばい!!!!!!! (2020年10月18日 11時) (レス) id: abcdb48192 (このIDを非表示/違反報告)
r.s(プロフ) - ゆゆさん» はじめまして!!作品を見てくださりありがとうございます!!これからも更新頑張っていきます! (2020年5月12日 21時) (レス) id: f0dda2e9a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:r.s | 作成日時:2020年4月8日 10時

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