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・・・ 参 ページ29

Aside



鬼の数はあまりいなかったが、被害が多い。






今わかることは、糸を操る鬼がいるということ。
そして、十二鬼月がいるということ。





「しのぶさん、鬼の気配が近くに...」





「いますね、右に行きますよ...
この死体の数々はその鬼の仕業かもしれませんね」






しのぶさんはいつも微笑んでいるが
心の中ではいつも泣いている人だった。






こんなに仲間思いで、素敵な女性は
しのぶさんが初めてだった。





家族が襲われて、身寄りのない私を救ってくれた。
本当に感謝してもしきれなかった。






だからこそ、幸せになってほしい。
しのぶさんが悲しむ姿は見たくない...







私にとってしのぶさんは
家族と同じような存在なのだから







―――


「月の呼吸 肆ノ型 氷輪の瞳...」





―――ザシュッ




「これで終わりか、鬼の気配は近くにない」




しのぶさんと私はさっきまでは一緒だったが
別々に別れた。





後は怪我をした隊士を治療するだけだ。
しのぶさんには治療の仕方や基本なことを
聞いたり、本を貸してもらっていたから
そこそこできるはず.....





怪我をしている隊士に治療を施して
隠に運んでもらう。





「月柱様...ありがとうございます!!」





「お礼を言われる程のことはしていないですよ。


よく頑張りましたね、後は任せてください。」





私はそっと頭を撫でる
できるだけ笑顔で話した。






隊士は泣き始めてしまった。








―――



しのぶさんの所に行くと、何故か冨岡さんと
言い争っていた。







「冨岡さん、そんなんだから
みんなに嫌われるんですよ?」






「俺は嫌われていない。」






少し驚いてしまって、えっ、という声が
こぼれてしまった。





すると2人は私の方を見て
驚いていた。




「A、どうしてここに?」




「し、しのぶさんを探していて..」





すると冨岡さんの近くに1人の隊士と鬼の姿が
目に映った。





冨岡さんは隊士と鬼をしのぶさんから
庇ってるように見えた。






「冨岡さん、何故鬼を庇っているのですか?」




私も驚くほど、低い声が出ていた。
しのぶさんも冨岡さんもそこいる隊士と鬼も
驚いていた。






すると隊士が私の目を見て話した。




「この子は俺の妹なんです!!
鬼に家族を襲われて、妹は鬼にされたんです!!」





「そうですか....」

・・・ 肆   訂正済→←・・・ 弐



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設定タグ:鬼滅の刃 , 伊黒小芭内 , 胡蝶しのぶ   
作品ジャンル:恋愛
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紫華 - こんちは!読んでいる途中ですが失礼します!伊黒さんは蜜璃ちゃん一筋だと思っていましたが‥‥ま、これも面白いので文句はありませんね (10月26日 13時) (レス) @page19 id: 09404ca91f (このIDを非表示/違反報告)
r.s(プロフ) - いぐろさん» コメントありがとうございます!!伊黒さんの魅力を少しでも伝えられたらいいなと思い作った作品なので、読者の皆様に伝わったことがとても嬉しいです!これからも更新頑張っていくのでよろしくお願いいたします!! (2020年10月18日 17時) (レス) id: f0dda2e9a0 (このIDを非表示/違反報告)
いぐろ - 何回でもよみたくなる!!!!!! (2020年10月18日 12時) (レス) id: abcdb48192 (このIDを非表示/違反報告)
いぐろ - い黒さんの作品!これおもしろいはずだけど見てるあいだに気絶しそうでやばい!!!!!!! (2020年10月18日 11時) (レス) id: abcdb48192 (このIDを非表示/違反報告)
r.s(プロフ) - ゆゆさん» はじめまして!!作品を見てくださりありがとうございます!!これからも更新頑張っていきます! (2020年5月12日 21時) (レス) id: f0dda2e9a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:r.s | 作成日時:2020年4月8日 10時

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