【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。其の弐

肆拾玖話 ページ4

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『…………！！！』







頚ちゃんと繋がってるよね？！？！


大丈夫……生きてる……


それにしても懐かしい夢だった







「むー」

『禰豆子ちゃん！？そっか、箱から出てきたのね……』








みんなは……？






「ああああああああぁぁぁ！！！」

『うわぁぁぁぁぁあ！！』

「むー」

『た、炭治郎くん、よかった目覚めたのね』

「禰豆子！！Aさん！！大丈夫……」







そこまで言って炭治郎くんは自分の手首をじっと見つめた


そこで私もはじめて気がついた


手首にはいつの間にか縄が巻きついてあって


でもその縄は焼かれたかのような不自然な切れ方をしていたのだ








『！！煉獄さん！』

「善逸！伊之助！！」

『他の乗客は……』







乗客は私たち三人以外全員眠っていて縄で手首をつながれていた


そして煉獄さんは無意識なのか少女の頚を掴んでいた







「禰豆子頼む、縄を燃やしてくれ！！」

『も、もやす？！』

「はい、多分俺たちの縄も禰豆子から燃やしてくれたんだと思います」

『なるほど、だから切れ方が不自然だったのね』







炭治郎くんの言葉をきいて


禰豆子ちゃんはすぐに縄を燃やし始めた


その炎は器用に縄だけを燃やしていて


普段私たちが見慣れている炎とは違う気がした







「善逸！！伊之助！！起きろ！！起きるんだ！！」

『禰豆子ちゃん、ありがとう。燃やしてくれて……煉獄さん！起きてください！！』







禰豆子ちゃんに感謝を伝え


煉獄さんを起こそうと振り向くと








『おっと……！？』








きりをこちらに向けている少女がいた








『あ、危ないよ！？驚いたのは分かるけど……』

「邪魔しないでよ！あんた達が来たせいで夢を見せてもらえないじゃない！！」

『ゆ、め……？』







その少女の大声で起きたのか周りの子供たちもきりを片手にこちらへ近づいてきた







「何してんのよ！あんたも起きたなら加勢しなさいよ！！」








まだいるの！？









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