【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。其の弐

陸拾肆話 ページ19

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『ふぅ〜ごちそうさまでした！』

「相変わらずいい食べっぷりだね〜」

『ここのはいつ来ても美味しいからね！』

「そう言ってもらえて何よりです」







そろそろお日様の照りつけがキツくなってきたな






『じゃあ師範の所に行ってこようかな』

「もう、小葉ちゃん待ちくたびれてるよきっと」

『まあ師範はなんだかんだで許してくれるからそこら辺は心配してないけどね〜』

「はい、これ持ってって」

『おぉ〜ここの和菓子持ってけば師範なんてイチコロだね』

「ほらさっさと行く！」







凛ちゃんに背中を押され、もらった和菓子を持ち立ち上がる







『じゃあ行ってきます』

「行ってらっしゃい」







麓はやはり暑いが、師範のところは山の中なのできっと涼しいはずだ


そう信じて登っていたら


……予想以上に暑いではないか


あれ、こんな体力なかったっけ


しのぶさん大丈夫って言ってたけど


やっぱり年かなぁ


それとも師範の呪いかなにかなのだろうか







『ふぃ〜やっと着いた』








師範の家、私が鍛錬した家


私はそこには入らず、裏手にまわる









『ただいま、師範』








そう言って私は小さなお墓の前にしゃがんだ









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