【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。其の弐

陸拾参話 ページ18

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「はい、口をあけてみてください」

『あーー』







だいぶ体調も優れ、機能回復訓練に参加している今日この頃


ただいましのぶさんの健康検査を受けています







「問題はなさそうですね。閉じでいただいて大丈夫です」

『ありがとうございます』

「他に気になることなどありますか？」

『その、体調についてではないのですが、少し里に帰ろうかと思いまして』

「Aさんが…珍しいですね」

『ちょっと失礼ではないですか？！
まあ認めざるを得ませんが……
この前の手紙の送り主が里で仲良くしていた子で…久しぶりに顔を見せに行こうかと』


「なるほど…Aさんは体力も回復していますし、里に行かれても大丈夫でしょう。ただし、無理はしないと、約束して下さいね」


『は、はい！』







笑顔がこわいです、しのぶさん……







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『着いた…』







三年も来ていないとこの在り来りな田園風景さえも懐かしく思えてくる









『まずはこの手紙の送り主に会いに行きますか』


「！A！？」


『凛ちゃん！久しぶり、手紙貰ったから来ちゃいました』


「も〜、来るなら一言行ってよ〜」







こっちから会いにいかなくても会えるとは


それにしても凛ちゃんが二十歳を越えて


大人っぽくなっている……！！








「せっかくだしうちの甘味処来てよ」


『最初っからそのつもり！』


「ふふ、新しいのもできたんだよ」


『え〜そんなのなに食べるか決めらんないな……』


「まあ、ゆっくり考えてね」







いや、本当に何食べよう









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