【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。其の弐

肆拾漆話 ページ2

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『ご馳走様でした！！』

「ご馳走様。さっさと風呂入って寝ろよ。明日は朝からみっちりやるからな……」

『うぇぇぇえ』

「自業自得だろ」







……それにしてもなんか違和感


いや、いつも通りの一日だった


どこにも疑うとこはないでしょ……私……







「あ、忘れてんかもしんないけど、今日の風呂掃除当番はあんただからな！！」

『えぇぇぇえ』

「さっさとしろよ〜」







今日の当番は私だったのか……


あれ、私昨日何してたんだっけ


思い出そうとしても思い出せない


なんだか頭にモヤがかかっていてどうにも思い出せないのだ







『とりあえずお風呂を洗いながら考えますか……』







まずは井戸から水汲んでこないとね……






『やっぱり夜はちょっと寒いね〜』






稽古着だから薄着なんだよ……







『お、汲んであるじゃん。後は運ぶだけか』







師範か過去の自分に感謝だよ


夜に汲むのは怖いからね







『おっもたい…………あ、』







稽古着の端破れた……縫わなきゃな







『よっし、終わった。しはぁん！！お風呂ー！！お先にどうぞーー！！』

「声がでかいよばか。そんなに叫ばなくても聞こえるわばか」

『そんなにばかって言わなくても……』








まあでもすれ違いざまにお礼言ってくれたから良しとしよう







『さっさと縫っちゃお』









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