【歌い手】この世界の片隅に【短編集】

××恐怖症【まふまふ】 ページ30

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××であることが、××だなんて誰が言った？




××でなければ つまらないだなんて誰が言った？




つまらなければ××でないと、誰が言った？




××でなければそれは××だなんて、誰が言った？




××なことは嫌なこと、××なことは嬉しいこと




そんなのはマジョリティな思考だ




いや、




もしかしたら私がズレているのかもしれない




それでもいい。




例え世界に私だけだとしても、私の意見は変わらない




大衆には流されない





私は、自分が× × であることが× × 。






××でありたくない。




だから、私は目の前で行われていることに億さず声をあげられる






｢ねぇ、｣






ただ。××になりたいから、私は彼らを怯まず見つめられる。







｢なにしてるの。｣






すべては、××でありたくないが故に。





｢そんなバカみたいなことやめなよ。｣






そして私は、彼のヒーローになった。

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