[ハイキュー]私の彼氏は美しい[歌い手]

6話 ページ7

いつの間にか辺りは暗くなっている。

田中「なんかあの二人、そろそろ仕掛けてきそうっすよね」

潔子「確かにやりそうだね」

『あー、なんか2対2で試合して勝ったら入れてください、見たいな？』

田中「そうそれ！………なぁ、1つ提案があるんだが」

『ハイなんでしょう』

田中「お互いにタメ口にして名前呼びしないか……？」

『あ、いいの？じゃあ……龍でいい？』

田中「おう！よろしくなA！」

☆Aは2年の先輩、田中龍之介となかよくなっt(((ｶﾞﾗｯ

『………またか』

「「キャプテン！！」」

田中「お前らずっとそこに居たのかよ！？」

なんかコソコソ話してるのは気の所為？

影山「勝負させて下さい！」

日向「俺達対先輩達で！！」

『ほんとに来たよwww』

菅原「………」ﾊｧ

「「せーのっ」」ｺｿｯ

「「ちゃんと協力して戦えるって証明します！！！」」

『せーのって聞こえたんだけど』

菅原「単細胞だなぁ………田中みたいだ」ﾎﾞｿｯ

『ちょ、菅原さんw』

田中「うぅっ………でも俺こういう奴ら嫌いじゃないっすよ！」

影山「負けたら、どんな罰でも受けます」

澤村「ふーん、丁度いいや。じゃあ……」

«さみーしくーなるーのはーなんーでかな»

『うわ携帯がっ……すいません、ちょっと抜けます』

自分のレントリリーの歌ってみた流れちゃったよ。恥ずかし。

この着メロってことはクプたんからだね。

1度体育館の外に出て電話に出る。

『ちょっとクプたん、今部活中なんだけど〜』

«ごめんごめん！今度土曜に歌ってみたやる話あったでしょ？»

『あったね。それがどうかしたの？』

«ちょっと部活の練習が急遽入っちゃってさ……来週でいいかな？»

『あー、OKOK。先輩待たせてるから切るね』

«うん、じゃあね！ホントにごめん！»

ﾌﾞﾂｯ

ちなみにクプたん、ふぁっきゅん、アンダーバーさん、詩人さんは高2だよ。

皆同じ学校で軽音部入ってるんだってさ。

早く体育館に戻らないと。









『すいません、遅くなりました。結局どうするんですか？』

澤村「他に1年が2人入ってくるから今度の土曜に3対3やって、アイツらが負けたら影山にセッターはやらせない」

『おおぅ………あ、残りの2人って蛍と忠ですか？』

菅原「あれ、知り合いなのか？」

『はい、中学が同じだったんです』

田中「ふーん、そうなのか……」

ふと窓を見ると、また2人が良い争いをしていた。

ちょっと助け舟だそうかな。

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