6話 ページ6
2日後。宣言通り夏とたっぷり遊んでから家に帰った。
夏「楽しかったー!」
『うん、そうだね』
部屋に戻ろうとすると何故かそこには翔陽が居る。
『どしたの?分からない問題あったの?』
日向「そうじゃなくて、二人きりで相談したい事が……」
『ゴメン、夏は自分の部屋行ってて』
夏「はーい!」
取り敢えず翔陽と一緒に私の部屋に入る。
『で、相談とは?』
日向「えっと、その、好きな人が出来て……相談に乗ってほしいな、と……」
成程ね。
『でも私恋愛経験無いよ?周りの人にバラしたりからかったりはしないけど』
日向「でも、女子だったら何をすれば喜ぶだとか分からないかなって……」
『取り敢えず好きな人誰?』
日向「…………ん」
『え、何?』
日向「清水さん、デス」
『あー、翔陽美人に弱いもんね』
日向「流石に見た目だけでは選んで無いから!確かに美人だけど、色々アドバイスしてくれたりとか凄く優しくしてくれるし!」
『つまり内面と外面両方好きになったと』
日向「仰る通りで……」
どうすればいいのか……ねえ。
『取り敢えず1年の皆にも相談しよう』
日向「ええ?!」
『だって恋愛経験無いから。私だけじゃ無理だし』
日向「あうぅ……」
ゴメンね、翔陽。
『という事で勉強会兼ねて翔陽の恋愛相談の為に皆に集まってもらいましたー』
日向「本当に有言実行しないでよお姉ちゃん最低!!」
谷地「わ、私でお役に立てるんでしょうか……」
山口「日向好きな人出来たんだね!おめでとう」
影山「そんな事話し合って何になるんだ?」
月島「そもそもそう言うのは従兄弟同士だけでやってよ」
『私恋愛経験無いから』
ゴメンね、巻き込んで。
山口「そもそも日向の好きな人って誰なの?」
『清水さんだって』
月島「わぁ高望み」
日向「うるっさいな!!」
『まず2つ問題があるんだけども、1つ目は田中と西谷だね』
山口「あの二人絶対凄い事してきそうだよね」
『まぁそれはどうにも出来ないんだけどさ、2つ目は翔陽次第だよ』
翔陽「え、何??」
『翔陽さ、コレ何でしょう』
私が見せたのは何十通ものラブレター。
影山「これ全部日向当てじゃねえか」
日向「あ、これ中学時代のクラスメイトとか同じ委員会の人からだ!でも何で?」
『翔陽が結構モテてたからでしょ』
その言葉に私以外の4人が翔陽を凝視した。
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こーこ - 私は、赤葦、研磨、月島、国見、岩ちゃんなら捕まりに行きますね。最高でした! (2019年8月3日 7時) (レス) id: dc5bfe9060 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - 鬼ごっこ 研磨にだったら 自分から(捕まりに行きます)五七五 (2019年7月22日 20時) (レス) id: 7c15717d35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きさらぎ。 | 作成日時:2019年5月26日 11時