[ハイキュー]ポーカーフェイスの2年マネは本心に気づく……のか？[青葉城西][及川徹]

2話 ページ3

親戚の法事で1日学校を休んでしまった。

まぁ、頑張ろう……

朝練だ朝練。

及川「あっ、Aちゃん！」

『！……及川。おはよ』

及川「おはよう！」

あぁ……何か及川さんと話すのが凄く辛い。

昨日から急にこうなったのはなんでだ……

『えと……仕事してくる』

及川「え？あっ、ちょ！」







及川「嘘でしょ……逃げられたんだけど……」

花巻「まぁまぁ、ドンマイ」




ｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶ

『…逃げてしまった』

何してるんだよ私は。

……何か変な感じがするのは何だろ。

一昨日からこんな感じだから……

病気なのかな？

「ねぇ○○！及川さんに手紙渡さなくていいの？」

「で、でも……」

……あれ、1年かな？

及川さんの事好きなのか……

……まただ。凄く嫌な気分になる。

「……及川さんって二宮さんの事好きなんでしょ？」

「確かにそれ色んな人から聞くし、実際仲良いからなぁ……」

ｽﾞｷﾝ

……なに、これ。

その時、女バレに居た時の後輩との記憶が蘇った。

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「先輩って好きな人居るんですか？」

『好きな人……出来た事ない』

「え、嘘！凄くモテそうなのに……」

『出来るとどんな風になるの？』

「何か……その人に会えたり仲良くなれたりすると嬉しくなったり

逆にその人が他の人と仲良くしてたり嫌われたりするとモヤモヤしたり悲しくなったり…

と、とにかく凄く楽しいのが恋です！」

『そ、そうなの……？』

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真逆………ね？





及川side

最悪だ。

「あ、あの……里美さんの事ずっと前から好きでした！付き合ってください！！」

悠里とお互いの相談の為に昼休み中庭に来たんだけど……

二宮「ちょ、一寸徹！あれどうすんの？！」

及川「どうって……断ると、思いたい、けど……」

何とAちゃんが告白を受けてたのだ。

『えっと……御免なさい。恋愛とか興味無い、ので……』

ｸﾞｻﾘ。

恋愛なんて興味無いと言う言葉が俺の心に刺さった。

興味無いって、振り向かせる以前の問題じゃん…！

「だったら…1週間だけ。1週間の間だけでも付き合ってください！興味、持たせますから！！」

『いや、あの……』

どうしよう、可成困ってる……

助けに行った方が良いよね？

嫌でも、何で来たの？とか迷惑だからとか言われたら……！

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