強制睡眠【神楽千歌&????/ミント】 ページ7
一時間経った。
時間が経つにつれ、眠気が少しずつ酷くなっていく。
眠気を醒まそうと立ち上がった瞬間、眠気がピークに達し、倒れてしまった。
頭を強打したが、そのまま気絶するように眠ってしまった。
___________
「………んぐぅ」
目を醒ますと、そこは今までいた部屋ではなく、白い空間。
所々、白い壁のようなものが剥がれて、黒い部分が剥き出しになっている。
私は、その空間にひとつの影があることに気づいた。
その影は、此方の姿を認め、話し掛けてきた。
『やあ!こうして会うのははじめてだねっ!』
「貴方は何?」
『おや、何と聞かれるのは心外だな千歌ちゃん。そこは誰と聞いてほしかったってそんなこと言ってもこの姿じゃ無理か!ふひひひひっ』
目の前の影は不気味な笑い方で笑う。
「…じゃあ誰?」
『オーケイオーケイ教えてあげるよぼくが誰なのかをね。ぼくは君さっ!』
「…ぱーどぅんみー?」
『ぼくは君さっ!』
「意味わかんない。分かりやすく説明してよ」
『うーん…ぼくは説明が下手だからねぇ…強いて言うならもうひとつの人格…みたいなっ!』
「他にも分からないことがあるから全部説明して」
『ここは君と言う精神世界さ。そして今の君は魂だけの存在。あ、お母さんだっけ?その人みたいに体から離れてる訳じゃないからねっ!』
これでいいかい?と影は聞いてくる。
私はそれに首肯する。
「これは確認なんだけど、私を眠らせたのは貴方?」
『そうだねっ!』
「何で?」
『これから起きること。それは分かる?』
「は?帝華さんを殺す為にうんたら…、でも、私にできることなんてないから、どうでもいいけど」
『殺さなきゃなんなくなる時が来るよ。ぼくは未来予知が出来るからねっ!半分嘘っ!』
「色々追い付けない。本題を早く提示して」
『結論に急ぎすぎだよ。要するに、このままだと、その扇を他人の血で汚すことになるけどいいのかい?って話さ』
「?!……それはっ」
『今のうちなら、大丈夫だよ』
「……でも、そしたら、帝華さんに言われたこと、守れなく」
『ちょっと、その為のぼくでしょ??』
「……!いいの?」
『勿論。主人格が困ってたら、助けるってのが道理でしょ?』
「……ありがとう」
『いーのいーの!じゃ、終わったらまたおいで』
「うん」
ふひひひひっ!と、私の姿になった影が、狂気を孕んだ笑みで私を見た。
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これから千歌が大変なことになるよー
止められんのは千歌(主人格)だけだよー
ここ変えないでねー
イラスト載せたい。文字数が足りれば。
沈黙【神崎怜加/神崎聖/宇宙】→←呪い返し。【叶川千春/天秋】
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極楽地獄(プロフ) - (=゚ω゚=)にゃあさん» ぞっくへんきったっよ! (2020年3月22日 17時) (レス) id: 67e9166a9f (このIDを非表示/違反報告)
宇宙@両性(プロフ) - 続編作りましたあああああああああああ!!!! (2020年3月22日 17時) (レス) id: 0065c6f29f (このIDを非表示/違反報告)
(=゚ω゚=)にゃあ - 続編はまだでしょうかぁ。。あ、更新予約しまーす。 (2020年3月22日 16時) (レス) id: 91777e8ddd (このIDを非表示/違反報告)
(=゚ω゚=)にゃあ - うーん、ぞっくへぇぇぇん。。。 (2020年3月22日 13時) (レス) id: 91777e8ddd (このIDを非表示/違反報告)
蓮@雫3318(プロフ) - 枯野さん» ええでい (2020年3月22日 11時) (レス) id: 57a1a02777 (このIDを非表示/違反報告)
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