【リレー小説】この無慈悲な世界に能力で希望を【第三章】

別れて逝くよ【邪鬼 恨/絶鬼 妖/Mukuro444666】 ページ32

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・・・聴いちゃいけないのを聴いちゃう気がしたから、バグらせた。
無黒の脳内にも聴こえてそうだったから、消した。
無黒は何処かへ隠しておこう。
そして、僕達３人・・・いや、４人？・・・が死んでも、無黒に、■■■■■に能力が行くようにしておこう。

無黒の眼はまだ曇ってる。
僕は、無黒の『絵手紙』を持っておいた。
妖には、■■■■■の書いた『手紙』をもたせた。
■には、■■■■■を探してもらおう。

大丈夫、僕達『極楽地獄』の住人は、別の世界で死んでも『極楽地獄』に帰るだけだから___。
復活したらまたここに来れるから___。
安心して、ここで隠れててね。
凄く、寂しくなるけど。
あ、この『絵手紙』は、燃やしておこう。
灰になったら、消して。
灰ごと、消して。

無黒の居場所がわかる地図は燃やして、灰にして消した。
『絵手紙』と『手紙』は、お互いのポケットに入れて。
無黒が寂しくならないように、自分達の形見をいくつか置いた。
大丈夫、大丈夫。
無黒は強いから。
僕達よりも、強いから。
無黒のいる場所の蓋を閉めた。

妖は、天秋さんの方、恨は、闇さんの方へ歩いて行った。

■■は、何処にいるの？
■■■■■ハドコニイッタノ？
苦しいよねぇ、助けて。
イタイ、イタイ、イタイ。
また、会いたい。
また、『手紙』と『絵手紙』の交換死体。
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次からは、手紙の内容が明かされる・・・？
長すぎね？

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