【リレー小説】この無慈悲な世界に能力で希望を【第三章】 (ページ31)

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紙との対談と完全復活【瀬戸内帝華/蓮@雫3318】ページ31

…ふわふわと揺れてる錯覚に陥る。
…ここは、地獄?私は、重い瞼をゆっくり持ち上げて、目を開けた。
すると、そこには…

『おはよう。瀬戸内帝華さん』
「えっ…?」
変な人が居ました帝華ちゃんびっくり←
「貴方、誰?」
口をついて出た言葉に、その変質者はふわりと笑う。
『僕は、神。君にチャンスをあげようと思うんだ。』
「……紙?」
えっ…ペーパー…?
『そう、信じて貰えた?』
「…信じがたい、紙が人間の形なんて」
『ふふ。動きやすいんだ。』
「えっ…貴方、人間の姿をしてなくても動くの…?」
『そうだよ。神だもん。』
「…でも、真っ白だもの。信じるわ。」
『判断基準がそこかぁ…』
「えっ…紙って、白いでしょう?」
『いやまあ、神は白って言うイメージはあるよね。』
「…それで、私を呼び出した理由は?紙」
『…ふふ、今から君には天使なるモノになって欲しいんだよね。』
「…天子?」
ほわっつ。あいあむてんのうじゃない。
『うん。天使になって欲しい。』
「…ええ…何年やったら戻れる…?」
『えーと、1ヶ月だね。普通に人間生き返らせるのって、むっずいから。』
「えっ、貴方、神様みたいな事言うのね。」
『えっ…神様ってゆうたやん』
「えっ…ワイ聞いてへんぞ服部ィ」←

…誤解解き中…
この世界について聞いて、その上でどうするの?と神様に聞かれた。
「成る程…良いわ。受ける」
『良かった…さて、天使には僕の加護が付くから、安心して天秋ちゃんを助けて戻っておいで。』
「あら…やっぱり、期限付き?」
『うん。８ヶ月、幸せに生きて。』
「実質人間で居られるの七ヶ月じゃない。」
『まあ、細かい事は気にしないで。僕は君達に悪い事をしたから…』
「…優しいのね。神様」
『…ふふ。じゃあ、頑張って。天使様』

そして、生き返って…
いのりさんに抱き締められて真っ赤になってると、

「えっ…あれ、怜加…キッモォ…」
なんか怜加が女の子らしくなってた。すごく違和感。気持ち悪ィ…すると、怜加?らしき子が酷いのね。ってクスクス笑う。
だから私は思いっきり

「いや、前の怜加の方が良い。と言う事で、誰からも求められない人格はぼっちの集まりで大学入って合コンでもしてスキー行ってらっしゃい←」
足踏んだ。痛ったそ←
「いっ…!帝華てめぇ!なにす…アレ?」
おお…これが天使の加護とやらか…
と、感動している。
さて、ネタばらしネタばらし。