日本へ1(DH) ページ7
(DH)
日常生活に不便はなかった。
彼女の記憶が抜けていることを除いては‥
家事も普通にこなすし、それなりにハルの面倒も見ようと一生懸命だった。
休みの日には、2人の思い出の場所にも行ってみたりした。
あの日出逢った局の前や、雪の日の公園‥
プロポーズで行った木浦の海も‥
でも彼女の中から、俺の存在は消えていた。
そして今迄と違うこと‥
寝室は別ということ‥
記憶をなくした彼女との生活‥
目の前に大好きな彼女がいるのに‥
その頬に触れることも‥
唇を合わせることもできずにいた。
今すぐ思い切り抱きしめたい‥
この腕でぬくもりを感じたいのに‥
その願いが叶うことはなかった。
そんな生活の中で1週間程、仕事で日本に行くことになった。
彼女の生まれ育った日本なら、何か思い出すかもしれない･･･
そんな淡い期待を込めて、ハルは実家に預け、一緒に日本へ飛び立った。
日本で‥
昼間は仕事があるから、ホテルに１人残していくこともあった。
俺と彼女の距離は‥相変わらず開いたままで‥
少しも縮まることはなかった。
極力、一緒に同行できる仕事の場合は、一緒に来てもらった。
メンバーもスタッフも状況を知っているから。
楽屋で、彼女に話しかけてるのはヒョンたちだった‥
YS「疲れてないか？大丈夫か？」
「はい‥大丈夫です。」
SM「ヌナ‥全部‥忘れちゃったんだってね。僕のことも覚えてない？」
「ごめんなさい…。」
YS「少しずつ‥何か思い出せるといいな‥」
「はい‥」
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このみ(プロフ) - ハマさんさん» 初めまして。コメントありがとうございます＾＾もう最後まで一気にドカッと‥上げちゃいましょうか？(笑)といっても、後、最後までそんなに話数はないので、どうかお付き合いくださいね^^ (2014年5月26日 23時) (
レス) id: b2fc26b401 (このIDを非表示/違反報告)
ハマさん(プロフ) - 焦らさないで是非書いて下さい！私の毎日の楽しみなんです！ (2014年5月25日 1時) (レス) id: 047e529723 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/konomi-list/
作成日時：2014年5月20日 15時
