The smoldering flame3(YS) ページ21
(YS)
YS「俺のところに、戻ってこないか？」
「何‥言って‥」
YS「そんなに辛いなら‥俺のところに戻ってこい‥」
「ジョンウン‥」
YS「ドンヘも‥バカだな‥俺がどれだけ我慢してきたと思ってるんだ‥」
「……」
YS「戻って‥こい‥」
これは本音だった‥
俺のところに来るのならば‥
俺が全力でお前を幸せにしてやるって‥
お前がもし‥
俺の腕の中に飛び込んできてくれるのなら‥
「ごめんなさ‥い‥」
そんな小さな呟きに‥目が覚める‥
そう‥だよな‥お前には、ドンヘしかいないんだよな‥
わかってたはずなのに‥あまりにも自分が馬鹿みたいで思わず
フッ‥と笑ってしまった。
YS「冗談だ‥」
そういうしかなかった。
YS「ドンヘにお前を返したあの日‥俺の中では、終わらせた。」
俺の中で終わらせたはずのあの日‥
あの日から始まった俺の生活‥
お前の代わりの女を抱いて‥
満たされない夜を何度も過ごして‥
気が付いたら‥
お前への未練ばかりが残る‥
そんな男になっていた自分‥
YS「ただ‥辛そうなお前を見てると‥あの時手を離さなければよかったって‥」
「‥‥」
YS「あのまま、俺のものにしてしまえばよかったって‥そう思うときもある。」
あの時‥俺がお前を抱いていたら‥
今お前と一緒に微笑んでいられるのは、俺だったのか？
いや‥もしそうだったとしても‥
きっとお前はドンヘを選ぶ。
そしてドンヘもお前を選ぶだろう‥
2人は運命なんだよ‥
YS「だから、誰よりも幸せになってほしい‥お前と俺の大切な弟分とな‥」
これは本当に‥何よりも切実な願いなんだ‥
少し落ち着いたようだったから、家に送ると伝えた。
叩いてしまったと気にしてるが‥
それはドンヘが悪いんだからしょうがないだろ。
大体‥あんなこと言ったあいつがすべて悪いんだから。
車に乗せて、送り届ける。
一人で行かせる不安もあった‥
でも、俺はもう関係ないんだって‥自分に言い聞かせる。
だけど‥
いつだって何かあったら、俺のところに来ればいい‥
俺はいつだって、お前の味方だ。
それはずっと変わらない‥
ただ‥俺のところに来ることが来ないことを願うけどな。
エントランスで振り返り、手を振るあいつを見届けた‥
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このみ(プロフ) - しーちゃんさん» へぱらぎまでありがとうございます＾＾ちょっとほんわかよりもお笑い系に走った作品ですが、楽しんでもらえれば幸いです^^ (2014年10月23日 17時) (
レス) id: b2fc26b401 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - このみさん» はい^^後編でも番外編でも楽しみにしています^^今、へぱらぎを読んでます^^ (2014年10月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 14cf69677d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - しーちゃんさん» コメントありがとうございました！全部読んでいただけて感謝です。このお話は終わってしまいましたが、書きたいときにまた続編が出るか‥番外編が出るかもしれません。また新作も書けるように頑張りますので、覗きに来てくださいね^^ (2014年10月22日 18時) (レス) id: b2fc26b401 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - 初めまして^^一気に全部読みました^^涙涙でした(ノд<。)゜。新作の更新楽しみにしています^^ (2014年10月18日 21時) (携帯から) (レス) id: 14cf69677d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - ようこさん» お待たせしてすみませーん。。この週末位にスタートできたらと思ってますが、早まるかもです＾＾待っててくれる方がいるだけで、やる気になります♪ありがとうございます＾＾ (2014年9月3日 21時) (レス) id: b2fc26b401 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/konomi-list/
作成日時：2014年5月12日 20時
