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Reunion2 ページ9

 
あれから1か月…まだまだソウルは寒い季節。


相変わらず、彼からの連絡はなく‥辛い日々を過ごしていた。

もう一度‥彼に逢いに行ってみよう‥そう思って、今度は事務所の側まで行ってみることにした。


夜、遅い時間で通りに人影もあまりない。1時間‥2時間‥と時間ばかりが過ぎていく。


待ってるところに、一台のバンが止まる。中からメンバーが出てくる。その中に彼もいた。

振り返った、彼が私に気が付いた。もう半年以上も逢っていなかったから‥

逢いたくてたまらなかった・・・


私を見て、いったん立ち止まった彼…明らかに気が付いてる。

でも、一瞬溜息をつくとすぐ眼を逸らし、事務所の中に行ってしまった。


微笑むこともなく‥私の名前を呼ぶこともなく‥


目の前で起こったことが‥信じられなくて‥目の前が真っ暗になった




でもこれが現実…。







気が付いたときには、公園にいて‥1人でベンチに座ってた。

ぱらぱらと舞う雪‥落ちては消える雪‥‥


もう‥ダメなんだ‥彼は私の事‥もう愛してないんだ‥

零れる涙‥止めることもできず‥ただただ声を殺して泣いた。


ポケットからとり出した携帯電話‥そこにぶら下がった壊れたストラップ。

彼に貰った、ストラップだった‥1カ月前のあの日‥ドンヘとぶつかった日に‥

手から落ちて壊れたんだった‥もう‥きっとあの時には、ダメだったのかもしれない‥



ドンヘ‥‥‥ふと思い出してポケットを探る。


小さく折りたたまれた、メモ。あの時、ドンヘがくれたメモ。


ずっと迷惑だと思って、一度もかけることのなかった電話‥

震える指で、携帯に打ち込んでいく電話番号…

なかなか押せない通話ボタン。今更電話して‥何を言うの?

こんな私‥迷惑にしかならない‥





『海が見たくなったら連絡しておいで‥』





ドンヘに逢いたい・・・。

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このみ(プロフ) - 詩さん» 次章を立ち上げました。これから大活躍(?)するはずのイェソンさんをお楽しみに( ´艸`) (2014年4月18日 14時) (レス) id: b2fc26b401 (このIDを非表示/違反報告)
- きゃーーー楽しみにしてますね!新潟楽しんで来て下さいね〜(≧∇≦)/ (2014年4月17日 15時) (レス) id: d65a16ab98 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - 詩さん» 詩さんはイェペンさんでしたか^^ここでドンヘに惚れてもきっと、次の2章でイェソンにがっつり持って行かれると思います(笑)その位次の2章では、メインですから。私はドンヘの次がイェソンなんです。なので、イェソン登場まで後少しお待ちくださいね^^ (2014年4月16日 10時) (レス) id: b2fc26b401 (このIDを非表示/違反報告)
- ドンヘが・・・かっこいい!惚れてまうやろ〜///←イェソンぺんです(笑) (2014年4月16日 7時) (レス) id: d65a16ab98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:このみ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/konomi-list/  
作成日時:2014年4月8日 17時

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