Muffin5 ページ21
まさか彼がこの店に来るなんて、思いもよらなかった。
会計を済ませ、ありがとうの言葉を残して彼は出て行った。
震えが止まらない･･･
その後、自分がどうしたのかわからないまま、閉店時間を迎える。
最後のお客さんは、常連さんだった。
客「店長どうしたの？大丈夫？」
レジで声をかけられる。
「あ、はい‥大丈夫です‥」
客「泣いてるから‥どうしたかと‥」
「えっ‥」
自分の頬を触って初めて、泣いていたことに気が付いた。
「なんでもないんです。いつもありがとうございます。」
客「そう？疲れてるのかな？ゆっくり休んでまた笑顔見せてね。おやすみ。」
最後のお客さんが出て行った。急に力が抜けて‥その場に座り込む。
もう忘れようと思ってた‥ううん‥忘れたって自分で思い込ませてた。
二度と逢わないと決めていた‥でも‥本当は、ずっと逢いたかった。
忘れてなんかいない‥この手が‥この体が‥この唇が‥
彼のあたたかさを覚えているから‥
涙が止まらなかった。まさか彼が逢いに来てくれるなんて‥
でも彼は、何も言わずに帰っていった。
きっと、もう‥この店には来ないつもりなんだろう‥
最後のつもりで‥きっとけじめをつけに来ただけなんだと‥
もう‥逢えない‥ね‥
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このみ(プロフ) - 詩さん» 次章を立ち上げました。これから大活躍(？)するはずのイェソンさんをお楽しみに( ´艸｀) (2014年4月18日 14時) (
レス) id: b2fc26b401 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - きゃーーー楽しみにしてますね！新潟楽しんで来て下さいね〜(≧∇≦)/ (2014年4月17日 15時) (レス) id: d65a16ab98 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - 詩さん» 詩さんはイェペンさんでしたか＾＾ここでドンヘに惚れてもきっと、次の2章でイェソンにがっつり持って行かれると思います(笑)その位次の２章では、メインですから。私はドンヘの次がイェソンなんです。なので、イェソン登場まで後少しお待ちくださいね^^ (2014年4月16日 10時) (レス) id: b2fc26b401 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - ドンヘが・・・かっこいい！惚れてまうやろ〜///←イェソンぺんです(笑) (2014年4月16日 7時) (レス) id: d65a16ab98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/konomi-list/
作成日時：2014年4月8日 17時
