僕(わたし)と凍原男の非日常【ロックマン】

リビングにて ページ20

一方その頃、リビングでは…。


信管｢…Aが来てからだいぶ経ったな｣

松明｢あぁ、もうかれこれ一時間以上は経っているな｣

酸｢ツンドラの言っていた通り、疲れて眠っているのかもしれないな｣

ツンドラマン以外のイレブンズ達は、Aの事を気に留めながらくつろいでいた。


石塊｢オイラ、Aに名前教えるの忘れてた…｣

杭｢まぁ、Aが起きてから教えればいいだろう！｣

名前を教え忘れてしょげているブロックマンを、パイルマンがなぐさめる。


護謨｢それにしても、A可愛かったね！｣

爆破｢またそれか…ラバー、さっきからそればっかり言ってるな｣

Aがいなくなったリビングで密かに、｢A可愛い｣と連呼するラバーを、ブラストが苦笑いしながら眺めた。

護謨｢だって、Aって男の子だよね？女の子みたいな顔してたもん！｣

爆破｢ま、まぁそうだな…｣

一時Aを女性だと思いかけたブラストは、曖昧な返事を返した。


…いや、正しいのだが。


杭｢そんなことより、もう夕方の5時半だぞ！Aはまだ寝ているのか？｣

パイルマンが言うように、リビングの時計はもう5時半を指している。

松明｢ああ、本当だ。夕飯の準備をしなくてはな！｣

酸｢起こしに行ったツンドラもやけに遅いな…何をやっているんだか｣


そう言って、アシッドマンがドアへ向かおうとした時だった。


ガチャッ



凍原｢起きてきたよ｣

『あ…おはよう』


ドアから、ツンドラとAが出てきた。

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