12話 散逸制服を身にまとって ページ15
―Aside―
自室に戻ると、机の上に制服が置かれてあった。
セーラー服で、上は黒く、下は白いスカートだった。
上の服には、右に緑のライン、左に青のラインが入っていて、赤いリボンタイ。
リボンタイには、白の斜めボーダーが少しついている。
ポケットもあるようで、縁がオレンジだ。
こんなに色が豊富に使われている制服は見たこと無い。
なんか…凄い。
ナツメ「A〜。準備できた〜?」
A「え、ちょ、まだ!!」
ナツメに呼ばれたのでササッと制服に着替える。
そして、なんかいっぱい入りそうなショルダーバッグを肩に掛ける。
よし、行く準備は万端だ。
部屋のドアを開け、玄関へと向かう。
ケータ「あ、Aさんが来たよ!」
アキノリ「じゃあ、出発するとしますか!!」
ん?
皆、制服バラバラじゃね?
フミちゃん達は肩のラインもリボンも赤一色だし。
トウマみたいな学ランでは、ポケットの縁取りが赤、内側の生地が緑。
う〜ん…皆同じ学校だよな?
あ、そろそろ着くか…。
イナホ「ウッヒョォォォ!!やはり緊張しますなぁ〜!!グフフ、ここにはワルイデス様のようなイケメン男性がいらっしゃるんでしょうか!?」
A「ワ、ワルイデス?」
ケータ「あー…気にしたら負けだよ」
トウマ「え、なんで?」
USAピョン「アイツはあー言う奴ダニ。放っておくのが一番ダニ」
イナホ「うるさいですよ。ナメ吉君」
USAピョン「テ、テメー…!!」
アヤメ「け、喧嘩は良くないよー…」
アヤメは苦笑いを浮かべ、そう言った。
A「あ、ヤッベ。そろそろ入ったほうがいいんじゃないか?遅刻するぞ?」
ケースケ「げ。初日から遅刻は嫌だ!!」
アキノリ「急ぎましょう!Aさん!!」
私達は急いで校舎へ向かった。
下駄箱に着くと、一人の先生が待っていてくれた。
ん…?
何処かで見たことあるような…。
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いちごぱふぇ - 後、芸能基準合格で、上から赤いカーディガンを羽織っています (2020年6月19日 18時) (
レス) id: 0c6ebfe2c4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ - 初コメです！もう応募してないかもしれませんが・・・【椿姫のキャラクター椿川 姫美(ツバキガワ ヒメミ/2ーE/優しく真面目。人をやる気にさせるのが得意(大体〇〇君一番応援してますね！って言ってやる気にさせる)/敬語】というキャラクターでお願いして良いですか？ (2020年6月19日 14時) (レス) id: 0c6ebfe2c4 (このIDを非表示/違反報告)
水無月梅雨 - ものすごく面白いです！続きが気になります！頑張ってください！ (2020年5月3日 15時) (レス) id: f379de790e (このIDを非表示/違反報告)
愛乃(プロフ) - 豪秋さん» 豪秋さん、有り難うございます!!そう言ってもらえると嬉しいです!!更新出来るようにがんばります!! (2020年3月11日 10時) (レス) id: 6188e56a71 (このIDを非表示/違反報告)
豪秋(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください (2020年3月11日 9時) (レス) id: abe3eae12b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛乃 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nekositumon/
作成日時：2020年1月26日 21時
