No.5__抵抗してもされても ページ6
『っんぐッ！！？』
その瞬間、私は底のない沼に呑み込まれていた。
「Aッ！！！」
だめ、にげて、
喉に流動性の何かが突っ込まれ、そんな言葉すら口にすることが出来ない。
視界の端にかっちゃんが個性を使用しヴィランに攻撃しているのが見えた。
かっちゃんがいくら強いと言っても敵う相手ではない、でも勿論、そんな声が届くわけはなかった。
気が付けばかっちゃんと私は�爛愁讚瓩某爾�呑み込まれるだけだった。
抵抗しても、流動性のコイツには私の個性では通用しない。
チカチカする目、痺れる手足、浅くなる呼吸、
「くッ、そがぁぁぁああ！Aッ…！」
『ぁ゛ッ、』
何かを合図に、そこからの私の記憶は定かでなくなった。
薄れゆく意識で最後に聞こえた声は、
「君が救けを求める顔してた」
と怯えているのか笑っているのかが分からない笑顔でそう言ったデクの声だった。
・
・
「あはっ…Aちゃんみぃっけ…♡」
・
＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿
『んっ…？』
温かい背中に揺すられる感覚で目が覚めた。
「…起きたか」
『か、ちゃん』
いつのまにか空はオレンジ色の絵の具を撒いたかのような鮮やかな橙色になっていた。
『…あっ、でく、デクは！？』
「知らん」
『えっ？あっ、そっか』
明らかにいつものかっちゃんと違う様子に一瞬唖然とする。
『もう降ろしてくれていいよ、重いでしょ』
「重くなんざねェわ！！！俺をなんだと思ってやがる！！！！」
『えぇ…ご、ごめん(？)』
そうそれ、いつものかっちゃんはそれだ。
なんて思うと自然と吹き上げる。
「…何笑ってんだ」
『ん？なーんでも！あ、てかねかっちゃん、突然だけど私雄英行く』
「はァ！！？？」
『あ、やっぱり怒った』
「怒ってねェわ！！！」
いや目めっちゃ吊り上がってますけど、なんて言えるはずもなく、私はただ笑った。
No.6__無限の可能性→←No.4__空き缶とペットボトル
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ちータラ！(プロフ) - 白狐さん» コメントありがとうございます！ 好きと言っていただけてとても嬉しいです…！✨ 轟くんが意外と女の子をちゃん付けしたりしてたら全私が沸きますもん…((可愛いですよね😂💗 応援ありがとうございます！頑張ります！ (2021年10月30日 14時) (
レス) id: 295a5bb0f8 (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - この話、すごく好きです！私ヒロアカと鬼滅どっちも好きなので・・・ 緑谷くんとか轟くんがちゃん付けで中江呼んでくれるのなんか可愛いですよね〜。わかります（笑） 更新頑張ってください！応援してます！ (2021年10月29日 20時) (レス) @page7 id: c05aa2aa81 (このIDを非表示/違反報告)
tubin - 皆さん友達になってくれませんか？ (2021年10月28日 18時) (レス) id: 66420358c9 (このIDを非表示/違反報告)
ちータラ！(プロフ) - たか@ゆかさん» コメントありがとうございます🙌✨ 今後の展開にご期待いただければ思います🎶 ありがとうございます！頑張ります💪💗 (2021年10月28日 18時) (レス) id: 295a5bb0f8 (このIDを非表示/違反報告)
たか@ゆか(プロフ) - 夢主ちゃんが今後どのように記憶を思い出していくのかすごく楽しみです！更新頑張って下さい！！ (2021年10月25日 11時) (レス) @page7 id: 4736b338e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちータラ！ | 作成日時：2021年10月17日 22時
