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カチャ
自分の家に入ればさっきまでほんとに作間くんと一緒にいたんだっけ。という感覚に陥る。
時刻は午後7時。
元々お昼を食べる予定だったからまあこの時間は予想通りだ。
それにしても車の中の作間くんは何だか変だったなーなんて思い出しては「変なの〜」って気持ちになる()
「風呂でも入るか〜」
誰もいない部屋で1人でつぶやく。
そして改めて実感する。あー、1人なんだな、と。
社会人2年目にもなれば彼氏と同棲してる〜とか色々周りはあって。
「私は結婚できるのかね？？彼氏すらいないよ〜笑」
実家から持ってきたクマのぬいぐるみに話しかければクマはずっと笑顔のままだ。
何となく気になってクマのぬいぐるみが置いてある棚の引き出しを開けると
「あれ？なにこれ」
身に覚えのないメモ用紙が入っていて
その雑に4つ折りにされてるメモ用紙を開くと
「好きです」
の、4文字が。
思い出す時間なんて要らなかった。だって初めて告白されたから。懐かしい気持ちに包まれる。
高校三年生のときに下駄箱に入っていたものだ。差出人は不明だった。
字から推測すれば男子からだろう。
「懐かしいな、」
朝このメモ用紙が入ってて当時好きだった先輩からかもしれない！！
なんてまなみと大騒ぎしたっけ。まあ違かったけど((
結局卒業しても誰だか分からず終わってしまった。今思えばふざけて罰ゲームとかだったのかも。
何気楽しかったのかな〜なんて心のどこかで思った自分がいた。
ーーーーー
どうもこんにちは。
やっぱり更新が遅すぎる作者です。
そろそろ進展欲しいな〜と思ってるのでそのうち色々動き出しますよ(小声)
それにしてもこのメモ用紙の差出人は誰なんでしょうね〜
気になります((
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作者名：好花 | 作成日時：2020年3月19日 20時
