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___Yuto side___
仕事中いつもひとつに結んでる髪の毛を解いてそんな長かったっけってくらいの綺麗なロングヘアが目に入る
1杯飲み始めれば止まらなくなって次々と手を出すのを目の前で見ながらもっと早く「やめろ」って言えたはずなのに言葉はビールと一緒に下に流れていった
顔を赤くした彼女をみてこんなときに思うのもなんだけど可愛いななんて思ってしまう。
飲ませるだけ飲ませてこんなこと思ってるなんて知られたらきっと怒るから言わないけど
パタッと眠りについた彼女をソファまで移動させる
「なんでこんな開けてんだよ、」
いつもより深く開いてるワイシャツのボタンをそっと閉める。
俺だって男だしもう大人な訳で。いつどんなことがあるか分からないんだぞって言いたいけど
なんの心配もなく安心して寝てるあたりそういう対象では見てないって事を分からせるみたいで心がチクチクする。
.
ブーブーブ
無意識に小刻みに揺れるケータイに目がいった
作間くん:お疲れ様です！今度行くカフェこことかどうですか？！
作間くん:写真を送信しました
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悔しくて、自分のものにしたくて、
そっと。頬に触れた。
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作者名：好花 | 作成日時：2020年3月19日 20時
